プロフェッショナルとは | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

一美容皮膚科医の想い

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ペルラクリニック神宮前院長
本田淳のブログ

 あるTV番組を観ておりましたら、著名な作家が、「プロとは何か?」と問われて、「向上心を持ち続けること。これがなくなったら、プロではない。」ということを語っていました。

 この作家は、青少年が真摯に生に向き合い、人間らしく葛藤しながらも力強く成長していく様を題材にした作品を多く描かれています(しかも生死に関わるような重いテーマが絡むことが多い)。すると筆を取るたびに、登場人物は成長していかねばストーリーにならないわけです。
 この方の前提として、作家というのは自分が信じてもいないようなことは書けないので、自分の中にあるもの、深いところにある自我(それは他の人とも根っこで繋がり普遍性を有する、とも仰っていましたが)を書かざるを得ない、とのこと。とすれば自分が成長しなければキャラクターは成長せず作品は成立しない、ということになります。
 そのため、常にキャラクターと伴に苦悩し、必死に道を模索するというタイトな状況で仕事をされていて、結果出てきた言葉が冒頭の一文というわけです。