肝班治療・肝班トーニング | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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以前のブログに詳しく書きましたが、Medlite C6 というレーザーの導入を決定いたしました。


これで、肝班に対する有効なレーザー治療を当院でも行えるようになります。

この治療は、一般に肝斑トーニングと呼ばれていますが、既に1年ほど前から、この機種でのデータが積み重ねられており、効果と安全性は確たるものとなっています。

(肝斑トーニングという言葉は使われていませんでしたが、同概念の治療は、10年ほど前から行われており、長期的な合併症ートラブルーがないことも、以前のブログに書いた通りです)



また、このMedlite C6 は、肝斑治療のみに用いるには、あまりにもったいないレーザーです。日光性の色素斑はじめ、多くのシミ治療に有用であることは当然として、脱毛・脱色、そして様々な皮膚トラブルに対する治療に力を発揮します。

 

治療メニュー(あまり好きな言葉ではありませんが・・・)として


① 肝斑トーニング

② Medlite peel(メッドライトピール)

③ 開大した毛穴に対する色素などを用いた局所的なレーザーピール


等を考えています。

また肝斑が改善してくれば、肝斑があったがために手が出せなかった他の色素斑に対しても強力な治療が可能になりますので、その辺りも含めて総合的にお肌の若返り(リジュビネーション)を達成することができるのではと考えています。

特に②は、光治療(フォトフェイシャルなど)と似たような概念でありながら、より強力でクリアな効果が出せる治療、という位置づけにできるよう工夫をしてプロトコールを作っていきます。



治療開始は、5月の下旬になりますが、肝斑の方は、このレーザー治療の前にお薬をしばらく内服していただくことになりますので、お早めに一度診察を受けてください。