先月最後のブログでも書きましたが、8月30~31日は、大阪まで行き、美容皮膚科学会に参加してきました。
年々、学会員が増加しているようで、かなり盛況でした。また、皮膚科領域だけでなく、内科や婦人科領域の発表も多く、そちらの分野のドクター達も多く参加していたようです。
内容的には、目新しいことはなかったものの、日常診療に役立つ色々な「気づき」がありました。それは、発表の骨子そのものではなく、付随して軽く触れられたことや、質疑応答の中に散りばめられていました。
当たり前の話ですが、同じ話を聞いていても、自分の「認識力」―自分が到達しているレベル、経験値に依拠する―の範囲でしか「気づく」ことができませんので、やはり学問は厳しい世界です。自身の能力を高めるべく、たゆまぬ努力をせねば、取り残されてしまいます。
今回の学会を受けて、幾つかの新しい治療手段を追加していく予定です。また、いずれ告知致します。