先日TVで、神の手をもつ脳外科医、また主たる活動拠点であるアメリカで、Last Hope と称される先生の特集をやっていました。
今回初めてというわけではなく、結構頻繁にメディアに登場されていますので、ご存知の方も多いと思います。
つまらない中傷の声も聞こえてきますが、患者の為に身を粉にして仕事をされていること、通常なら尻込みするような症例にも果敢に挑まれている姿を否定することはできないでしょう。
その彼が、何を拠り所に手術をしているかというと、「必ず腫瘍を完全に取るという信念だ」と語っていました。当然、技術は今でも日々改良を加えていらっしゃるでしょうし、手術器具やスタッフの教育にも十分配慮されているでしょう。
しかし、根源的な部分を支えているのは「信念」「使命感」といった、心の部分だと、頂を極めた感性が語っているわけです。
私も、この姿勢をよくよく肝に銘ずることに致します。