肌タイプ別のスキンケア 脂性肌 | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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ペルラクリニック神宮前院長
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若い頃脂性肌だった方は、年を重ねていくと乾燥傾向が出てるため、丁度いい感じになってくる場合が多いのですが、今現在悩んでいる方はそんなことも言ってられません。


洗顔  脂分を取らなければ、とばかりに強力なクレンジング剤でゴシゴシ擦る方がいらっしゃいますが、これは厳禁です。脂分は落ちるかもしれませんが、皮膚も大きなダメージを負ってしまいます。ジェル状のクレンジング剤や、石鹸の場合はよく泡立て、直接指が顔に触れないように優しく洗います。


保湿剤  必要のない方もいますが、クリームなどより抗酸化物質入りのローションタイプのものが有用だと思えわれます。


また、ファンデや日焼け止めもオイルフリーのものをお使いになった方がいいでしょう。



根本的には、脂性肌の原因になっているものを排除しなければなりません。


不規則な生活や、糖分、脂質の摂り過ぎを戒めることです。

また、タバコやストレス、便秘なども関係しています。


それと、逆説的ですが、実は乾燥肌の人が、洗顔をやりすぎてさらに皮脂を落としたために、脂腺の活性が上がり皮脂が過剰分泌されて脂性肌のようになってしまう・・・そしてまた洗顔を強力に行って・・・という悪循環に陥っている場合もありますので注意が必要です。