昨夜、テレビで美容外科特集なるものを放映していました。
外科の特集、特に若返り、アンチエイジングに焦点をあてたものでしたから、フェイスリフトなどの大がかりな手術がメインで、ヒアルロン酸、ボトックスを補完的にモニター(?)に施していたようですね。
例によって、ビフォー/アフターの差異を強調する流れだったのですが、ビフォーはノーメイク、アフターはおそらくプロの化粧、というよくあるパターンで、今ひとつ・・・でしたね。
手術で物理的な変化はドラスティックに出ているとは言えるのですが、肌質ー老化肌は手術ではいかんともしがたいところですね。
美容皮膚科的アプローチで考えるなら、少なくともテレビに出ていた方のたるみのレベルであれば、サーマクールNXTの適応範囲だと思われます。効果が自覚できるまで、3~4ヶ月はかかりますが、お顔のタイトニングとともに肌質の改善(テクスチャー、キメ)が同時進行で得られます。
補完的に、フィーラーやボトックスを行うのは同じですが、もう一つのお肌の懸案事項―トーンアップ、トーンコントロール(シミなどを薄くし色調を整える)も、光治療を組み合わせることによって解決していきます。また、お肌に栄養が根本的に足りないと思われれば、(ノーニードル)メソセラピーで様々な薬剤(ヒアルロン酸、ビタミン、ミネラル、成長因子など)を直接導入していく治療も追加可能です。そして、サプリなどによる内側からの治療も提案していきます。
急激な変化こそ望めませんが、確実に、無理をせず、トータルに美的なクオリティーを向上させていくことが我々の身上です。