言葉と文字は笑顔の源!産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

 

今日の一文字は『心』

点の位置と、ハネの大きさがコツです
ロルバーンのノートに筆ペンで書いています

 

〚バカの壁〛の著者養老孟司さんは

部屋を散らかしていた子どもに「片づけなさい」と注意したそうです。
その時、子どもは「どうせ、散らかるから片付けなくていい」という返答。
それを受け、養老さんが返したのが「だったらどうせ死ぬのだから今死ぬのか?」という言葉。
それを聞いた子どもは渋々片付け始めたそうです。

 

「どうせ」はよく聞かれる言葉です。

例えば勉強をしたくない子ども「どうせ将来こんなの使わないんだからしなくてもいいし」
大人も「どうせ痩せないからダイエットしても無駄だし」など、聞いたことないですか?

 

「どうせ」はこれからの未来を否定する言葉です。
明日のこともわからない私たちに未来のことがわかるはずもありません(笑)

 

「どうせ」といって自分の行動を狭めてしまうのはもったいない。
自分以外にもそう言ってしまったら相手はやる気をなくしてしまいます。
 

そんな時は「せっかく」に置き換えましょう。
「せっかく勉強できる機会があるんだから学んでみよう」
「せっかくダイエットするんだから痩せるように頑張ろう」

未来を否定せず、今できることを一生懸命やってみる。
そうしたら、目標を達成できないときもあるかもしれないけど、
やらないよりは近づいているはず。

と私自身にも言い聞かせています(笑)