NHKのドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」
劇的な事は起こらないけど、静かに心が行ったり来たり
共感できる部分が多く、録画できた回を今も繰り返し見ています
先ず、主役の桜井ユキさんの変身カメレオンぶりにビックリ![]()
最終回では、司さんが認知症のおじいさんと偶然出会い
ヤングケアラーだった自分の心の内を吐露する場面が印象的でした
介護する祖母が徘徊を繰り返し、いなくなっては探す日々
夜中にパジャマのままいなくなった祖母
『このまま見つからなければいいのに…』と思ってしまった…
「こんな人間に誰かの面倒を看る資格はないです」と語ると
理解できていないと思われたそのおじいさんがこう言います
「気にすんな。いいんだよ、一郎、お前は悪くない」
多分、自分の息子さんに発した言葉だと思われますが
司さんが、一瞬、その言葉に救われたように見えました
その認知症のおじいさんの佇まいが清々しくて
視線が定まっていないのに
何かをしっかりと見ているような演技
この俳優さんはどなたかしらと
エンドロールにあるそれらしい俳優さんのお名前を
片っ端から調べて発見しました![]()
お名前は小林勝也さん

(写真はお借りしました<(_ _)>)
文芸座の存在感ある俳優さんです
いろいろな名セリフが散りばめられたドラマ
以前勤めていた会社で自分を虐めていた後輩の吉沢が
謝りたいと言っているのを伝えられて
「謝ってほしくない」とキッパリ
「だって、そんなことされたら笑って許すしかないでしょ?
許したことで、私はモヤモヤして…吉澤さんだけがスッキリするんだよ」
さとこが変わったと感じさせる名場面でした
最終回でさとこが司さんに電話で語った言葉
「私は、やっと自分を大切にできるようになったんです」
「やれるだけやった。そう思う事にします」
電話を切った後の司さんのつぶやき
「やれるだけやった…かぁ」
そうだよ、よくやってきたよ![]()
自分のヤングケアラーだった過去が
司さんの辛さと重なって
胸が熱くなりました![]()
明るい未来を予感させる終わり方で
鈴さん(加賀まりこ)が団地に帰ってきた司を
発見した時の表情が素晴らしかったです![]()
