散歩の途中、ふらっと図書館へ立ち寄ったら
好きな俳優さんの本が目に留まり
久しぶりに本を借りました
堺雅人②「すこやかな日々」
女性誌「クレア」に連載されたものを
まとめたエッセー集
大河ドラマ「篤姫」で堺さんが愚鈍と言われた徳川家定を
独特の解釈で演じたのが2008年
それまでは、線が細い印象が強かったのが
「この人、面白い」と見直すきっかけとなりました
その後は、DVDを借りに行く度に
彼の出演作があれば1本入れて借りるようになりました
(今ではDVDを借りに行くことはなくなりましたが…)
2009年~2013年まで連載されたエッセーなので
その頃にDVDで楽しんだ作品が沢山取り上げられています
「南極料理人」、「リーガルハイ」、「ゴールデンスランバー」
「武士の家計簿」、「ツレがうつになりまして」、「鍵泥棒のメソッド」etc.
記憶に残る映像と本の内容がリンクして
あの映像の裏にはそんな事があったのかと
ミーハー心を満足させてくれます
大好きな作品「ツレがうつになりまして」の
役作りの部分は、彼の人間性がよく表れているように思えて
特に興味深く読みました
2013年に菅野美穂さんと結婚するきっかけとなった「大奥」も
取り上げられているのですが、撮影で滞在した京都についてが主で
共演者については触れられておらず、ミーハー的には期待はずれ
2013年は「半沢直樹」で大ブレイクした年でもありますが
残念ながらこの本には含まれていませんでした
こうやって年代記的に振り返ると
堺さんにとって2013年がとても大切な年だったことが分かります
途中仕事が入ったりして休み休み読んでいましたが
端々に堺雅人さんの文学や仏教への造詣の深さも読み取れる1冊でした
また図書館へ行きましょう