岸田首相が国賓として米国を訪問
スピーチを行った連邦議会で議員たちの盛大な歓迎の拍手を受けて
開口一番
”Thank you. I've never got such nice applause from the Japanese Diet.”
(ありがとう。日本の国会でこんな素晴らしい拍手を受けたことはありません)
はい、掴みはOK 自虐ネタ、受けてました
日本ではあまり見ることがない
にこやかな表情の首相を見るにつけ
『役者やの~』と思いますし
演じることができる事は
政治家の大切な資質の一つかもしれないとも思います
演じると言えば、俳優から政治家になった代表格
米国のレーガン大統領(共和党)がすぐ思い浮かびます
彼の当意即妙なジョークは素晴らしかったですね
銃撃された直後、手術を担当することになった医師団に
「君達が、皆(私と同じ)共和党員であることを祈る」と
緊迫の状況下で発した大統領のジョークが伝えられた時
『この人すごいな~』と唸りました(後付けの演出かも…ですが)
その時の医師団が
「大統領、今日は皆、共和党員です」と返したのもGJ!
実は医師団は、皆、民主党員だったというオチ付き
CNNの上記の特集「なぜ俳優がより良い大統領になるのか」に
そのインタビューと思われる部分がありました
During his presidency, Reagan was asked whether he had learned anything as an actor that had been useful to him as a president. “There have been times in this office,” Reagan responded, “when I wondered how you could do the job if you hadn’t been an actor.”
(大統領在任中、レーガンは俳優として学んだことが大統領として役に立ったかどうか尋ねられた。「もし俳優でなかったら、どうやってこの仕事ができるのだろうと思ったことがある」とレーガンは答えた。)
なるほど、こんな言い回しだったのですね。
敵意を持っている人もクスっと笑わせて心を開かせる才覚
すごいコミュニケーターです