Peridot Green☆闘病記 ~独身・卵巣がんサバイバー~ -2ページ目

Peridot Green☆闘病記 ~独身・卵巣がんサバイバー~

2010年に卵巣嚢腫、卵巣がんの手術、抗がん剤治療を受けました。
その後、腸閉塞、リンパ浮腫を発症。
最初の手術から10年経過しましたので、
当時の記録をもとに振り返り記しておきます。

 

卵巣がんの術後から抱えていた

絶望感。ガーン

 

 

どこへ向かって進んだらいいのか…

 

進む道を見失い

暗闇に一人、うずくまっていた。

 

 

“いつ、この暗闇から抜け出せるのか…”

 

“どうやったら、この暗闇から抜け出せるのか…”

 

と。

(『67.明けない夜はない?』)

 

 

 

でも、今は、

周りが全く見えない暗闇の中ではなくなっている。

 

 

うっすらと周りが見えている感じ。

 

 

夜が明けてきている?

 

 

夜の街

 

 

当時、真っ暗闇に光を探していたけれど

私の場合は、気づいたら

周りが真っ暗闇ではなくなっていた。

 

 

何かキッカケはあったか…

と、振り返ってみる。

 

 

 

 

 

クローバー

 

 

病気のことを夢中になって調べていることで

暗闇の不安や恐怖から目をそらすことができていた。

(『65.病気と向き合う時間』)

 

 

そして、自分なりに納得のいく解釈を求め、

後悔にかたを付けたことで得られた

自己肯定感。

(『71.前を向くために』)

 

 

日々、色々と学んだり、

楽しんだりして過ごすことで

徐々に周りが明るくなっていったのかも。

 

 

クローバークローバー

 

 

キッカケとして実感があるのは、

2017年の後半に

3人の良い人達と出会えたこと。

 

 

 

一人は、

腸閉塞の手術でお世話になったY先生

(『84.入院前の腸閉塞外来』)

 

患者に寄り添った心強い言葉で

安心感を覚えた。

 

安心感が得られると元気が出てくる。

 

 

 

もう一人は、

リンパ浮腫の手術でお世話になった

形成外科の先生

 

話をよく聞いてくれる、

優しく穏やかな先生。

 

診察を受けるたびに心が和んだ。

 

 

 

そして、もう一人は、

そのリンパ浮腫の入院中に

同部屋で仲良くなった

リンパ浮腫の患者さん

 

一人で抱えていると辛いリンパ浮腫も

同病の話ができる仲間がいるのは嬉しいし、

心強い。

 

 

 

ほんの数ヶ月の間に

良い人たちと出会えたことで、

心の奥がホッと温まる感じがした。照れ

 

 

 

クローバークローバークローバー

 

 

卵巣がんの入院中から、

臨床心理士さんに話を聞いてもらい、

悲しみや辛さを吐き出させてもらっていた。

 

 

数年経った頃、

時折、笑顔で話をしている私に、

心理士さんから、やんわりと

 “心理の時間の卒業” を促されるが、

なかなか自ら「もう大丈夫です」と、

終了させることができずにいた。

 

 

でも、心が和む、良い人達と接することで、

心に大きなエネルギーをもらい、

心理の時間から『巣立つ』決意をすることができた。

 

(何かをやり遂げたわけではないので、『卒業』ではなく、次のステップに向かうための『巣立ち』という言葉を私は使った。)

 

 

クローバークローバークローバークローバー

 

 

暗闇の中では、ひとりぼっちで悩みを抱え、

身動きできず、孤独を感じていたけれど、

 

私を “理解してくれる人” がいる。

 

私を “受け入れてくれる人” がいる。

 

私の “力になってくれる人” がいる。

 

私と “辛さを共有できる人” がいる。

 

 

そういう人たちの存在が、

 

今は “ひとりじゃない” 

という気持ちにさせてくれている。おねがい

 

 

 

まだまだ、どこへ向かっていけばいいのか

悩みや不安は色々あるし、

気分によってはネガティブな考えになることもあるけれど、

 

 

『ガン』という大病を患って

一変した人生。

 

 

思いもよらないことが起きた。

 

 

ならば、

 

思いもよらない良いことも

起こりうる。キラキラ

 

 

 

すっごく良いことも

 

すっごく嬉しいことも

 

起こりうる。虹キラキラ

 

 

 

 

そんな希望を

忘れないようにしたい。照れ

 

 

 

 

 

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