89.リンパ浮腫の外科的治療に踏み切る | Peridot Green☆闘病記 ~独身・卵巣がんサバイバー~

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2010年に卵巣嚢腫、卵巣がんの手術、抗がん剤治療を受けました。
その後、腸閉塞、リンパ浮腫を発症。
最初の手術から10年経過しましたので、
当時の記録をもとに振り返り記しておきます。

『61.リンパ浮腫外来』の続きです。

 

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リンパ浮腫のその後に関しては、

今現在、外科的治療中であることと、

手術をしてスッキリとした『腸閉塞』とは異なり、

ブログでどのようにお伝えしたらよいのか

なかなか定まらないため、

詳細は控えて記していることをご了承ください。

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※当時の記録をもとに記しています。

 

 

- 2011年 -

卵巣がんの手術後、

約1年でリンパ浮腫を発症。

(『59.ついにきたリンパ浮腫!』)

 

 

リンパ浮腫外来にかかり、

夜寝る時以外は

弾性ストッキングを履いて過ごすことで

なんとか現状維持できていた。

(『61.リンパ浮腫外来』)

 

 

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- 2017年 -

リンパ浮腫を発症してから6年後。

 

 

右脚の浮腫みの状態が

今までとは違う。

 

 

椅子に座っていると、

弾性ストッキングが膝裏に

食い込むようになってきた。あせる

 

 

今まで履いていた弾性ストッキングでは

押さえきれない浮腫み。

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毎年、暖かくなる春くらいから調子が良くない。

血流の問題か、冬の方が脚の調子は良い。

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リンパ浮腫外来の先生に

他のストッキングをすすめてもらい

購入して履いてみるが、

脚の形に合わないのか

太ももに、また初期の頃のような

一段、皮膚が盛り上がった腫れができてしまった。あせる

 

 

既製の弾性ストッキングの中から

自分の脚に合うものを探すのは、

なかなか難しい。ショボーン汗

 

 

もやもやもやもやもやもや

 

 

 

 

 

 

患者会で、たびたび耳にしていた

『リンパ管静脈吻合術(LVA)』

 

 

“リンパ管と静脈をつなぐ手術”なんて

聞いているだけでもゾッとするが、

今は、リンパ浮腫の増悪のほうが不安は大きい。

 

 

このままでは、

浮腫みが悪化する一方。ガーン

 

 

なんとか食い止めたい。

 

 

リンパ管が弱ってからではなく、

リンパ管が元気なうちに手を打っておきたい。

 

 

リンパ管静脈吻合術に心が傾き始め、

手術を行っている形成外科

リンパ浮腫外来を受診した。

 

 

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リンパ浮腫外来では、

見た目ではわかりにくい

リンパ管機能を評価するため、

リンパ管造影(リンパシンチグラフィ)検査をする。

 

 

検査の結果、

右太ももの内側にリンパ液が漏れていた。

 

 

形成外科の先生から

手術のメリット、デメリットの話を聞き、

リンパ管静脈吻合術を受けることにする。

 

 

手術は半年以上待ち状態。

 

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手術を待っている期間が長くなればなるほど、

手術をすれば(治る)…

という期待感がどうしても増してしまう。

それゆえ、手術後、期待するほど効果が

みられないと感じてしまうこともしばしば。

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病院

 

入院期間は約一週間。

 

 

手術では、3ヵ所吻合してもらった。

 

 

術後、すぐに効果を感じられるというものではないが、

リンパ節郭清によって滞ったリンパの流れに

新たなルートが確保されたという安心感はある。

 

 

 

リンパ管静脈吻合術を受けても

圧迫は引き続き必要。

 

 

夜間圧迫用に『エアボウェーブ』を購入し、

日中は弾性ストッキング、

就寝中は『エアボウェーブ』で

一日中圧迫をする。

 

※『エアボウェーブ』は医療機関経由で購入。

 

 

 

 

 *・*・*・*・*

 

手術から半年後、

浮腫みが軽減したという実感はあまりない。

 

 

むしろ、また春先になると

浮腫みが増悪。

(圧迫が不十分だったのかも??)

 

 

患者会でリンパ管静脈吻合術の体験談を

語ってくれた患者さんが、

私の手術と同時期に

2回目の手術を予定している

と言っていたことを思い出す。

 

 

あわよくば…と、外科的治療に踏み切った

私の頭にも、

『2回目の手術』がチラついてきた。

 

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その後、脚の状態に満足できず、

リンパ管静脈吻合術を複数回受けている。

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クローバー

 

リンパ浮腫の症状は人それぞれ。

 

リンパ管や静脈の状態も人それぞれ。

 

よって、

リンパ管静脈吻合術の効果人それぞれ。

 

 

どの状態で、

自分自身、納得できるか…。

 

 

 

リンパ管静脈吻合術という

手立てがあることはとてもありがたい。

 

 

ただ、リンパ浮腫に対する外科的治療も

まだ、確立されたものではない

と、形成外科の先生がおっしゃっていた。

 

 

リンパ浮腫への外科的治療が、

今後、ますます発展して

より良い治療法が見つかることを

願うばかり…。星空

 

 

 

願わくば、

弾性ストッキングから

解放されたいー!

 

 

 

保存療法の本が多い中、タイトル通り、外科治療のことも書かれています。

 

 

 

リンパ浮腫には保湿が大事!

 

 

 

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