こけしちゃんの家の傍に空き地がありますが、ある一画だけが春が来たように華やかです。
サザンカ Camellia sasanqua Thunb. 日本が原産地。四国、九州、沖縄および中国の日当たりの良い山中に生えます。学名も英名もサザンカ(Sasanqua)です。
江戸時代に長崎の出島のオランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんがヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まりました。
本来のサザンカは部分的に淡い桃色を交えた白い色をしています。栽培品種では白から赤まで様々なようです。
また、カンツバキ(寒椿)は、サザンカとツバキ C. japonica との種間交雑園芸品種群だそうです。
ツバキと、サザンカはよく間違えますが、見分ける方法としては、サザンカは、葉の縁はギザギザしていること。花びらの散り方は、サザンカでは花弁がバラバラに散ることです。
サザンカは、童謡の「たきび」でもよく知られる花ですが、他にも確か「山茶花の宿」と言った歌がありますね。