この日は天気がよく、日差しも強かったのですが、芍薬の写真がとてもよく撮れました。
携帯電話のカメラですから、露出がいまいちで、特に赤い色の花は難しいです。
『立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』ということで、江戸時代から美人の形容の定番として200年以上も言われ続けていることになります。
立てば芍薬……「芍薬?誰それ?」、座れば牡丹……渋谷かどっかのアスファルトの上に座り込んでいるギャル集団からは想像もつきません。
歩く姿は百合の花……百歩譲って思い浮かぶのは白衣の天使。最近は看護士といって必ずしも女性とは限らないのです。
『立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』これより思い浮かぶイメージは、日本舞踊や茶道の所作などから連想する気品・静寂・優美・雅などというもの……。
何処を見渡してもそんな女性は い な い……。


