8月の末に紹介した箒草が真赤に紅葉しています。
箒草の紅葉ははじめて見ましたがとっても綺麗です。
遠くから見るとその場所だけが別世界です。
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ホウキギ : Kochia scoparia 別名、ホウキソウ(箒草) 、コキアといわれ、枯れたものをたばねて箒を作ったことによる名前です。
紅葉とは、秋に起こる落葉樹の色が変わる現象をいいます。また、草や低木の葉も色が変わりますが、それを総称して「草紅葉」という場合があります。
厳密には赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、黄色 に変わる
のを「黄葉(こうよう、おうよう)」、褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」といいます。
時期が同じなので、ともに「紅葉」と言っています。
葉がどうして色が変わるのかその理由についてはよく分かっていません。
葉の赤色は色素「アントシアン 」に由来します。アントシアンは春から夏にかけての葉には存在せず、秋に葉に蓄積したブドウ糖 や蔗糖と、紫外線の影響で発生します。
黄葉の原理
葉の黄色は色素「カロチテノイド」によります。カロチノイド色素系のキサントフィル類は若葉の頃から葉に含まれていますが、春から夏にかけては葉緑素の影響で目立ちません。
秋に葉の葉緑素が分解することにより、目につくようになります。キサントフィルは、光合成によってできた糖から化学変化を経てできたものです。
褐葉の原理
黄葉と同じ原理ですが、タンニン性の物質や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと言われる褐色物質の蓄積が目立つためとされています。
黄葉や褐葉の色素成分は、量の多少はあっても紅葉する葉にも含まれており、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になることがあります。


