日本のどこかでは台風で大騒ぎをしていた頃、残暑厳しい、暑い日が続いていました。
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カマキリですね。
カマキリは、前脚が鎌状に変化し、他の小動物を捕食する肉食性の昆虫です。
しかも、獲物が少ない環境では共食いすることもあります。
カマキリは、メスの方がオスよりも大きいため、メスがオスを食べてしまうのです。
食べるときは、鎌状の前脚で獲物を捕えて抑えつけ、大顎でかじって食べます。
カマキリは他の昆虫(害虫)を食べるので、益虫とされています。しかし、環境によって、益虫を捕食してしまう(共食いする)場合には害虫になります。
害虫になったり、益虫になったり両方の側面を持っています。
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カマキリは、獲物を狙う時には、見つからないために何かに擬態した色合いや形態をしていることが多くあります。
一般には茶色か緑色の体色で、植物の枝や細長い葉に似たものが多いですが、熱帯地方ではカラフルな花びらに擬態するランカマキリや、地面の落ち葉に擬態するカレハカマキリ、木の肌に擬態するキノハダカマキリなどもいます。
この写真のカマキリですが、緑色や茶色系ならともかく、ブルーシートの上では誤魔化しようもなければ、隠れようもありません。
動かずにジッとしています。とぼけた顔だけをこちらに向けてピクリとも動かないのです。ひょっとするとこのカマキリは自分でブルーになってるつもりなのかもしれません……。
このカマキリが、ブルーシートと同じ色に変身したつもりで、ジッとしていると思うと、とても滑稽です。