庭のアスチルベの花もそろそろ終わりです。
アスチルベは、日本に自生するアワモリショウマ(泡盛升麻)を園芸的に改良したもので、濃紅色、藤色、ピンク色にと、様々で、白は珍しいです。
自生品のアスチルベを泡盛升麻と言うのはなぜなのか。もとより、泡盛とは、琉球で作る特別の酒に与えた名前のようであるが、はっきりしない。
現在は、原種のままのものはなく、淡紅色、濃紅色のものはアケボノショウマ(曙升麻)の名前がついていて、日本産と中国産の泡盛升麻のかけあわせのものである。
霧積の泡盛草のおもかげの 見ゆれどすでにうら枯れぬらん
与謝野晶子
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依然、雨が降らない。空梅雨か?