神様と呼ばれた曾祖母から受け継いだ
霊感
その力と向き合いながら
生きていく
ペリコのブログです🍀
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今日は
祖母を救った?お話です。
祖父は10年前に、
祖母は1年前に他界したのですが
10年より少し前、祖父の亡くなる前の年。
祖母が倒れたと連絡がありました。
慌てて病院に駆けつけると
完全に意識のない祖母の姿。
色々なチューブに繋がれています。
脳卒中だとの事。
そのせいなのか、私には分かりませんでしたが
足の指先に血が巡らなくなり
足の指を切断する、と
聞かされました。
お医者さまの話では
今夜が峠。
このまま目を覚まさない可能性もある
との事。
私は心配でついていたかったのですが
子供が小さかった事もあり、
居ても邪魔になると言われ...
泣く泣く帰宅する事に。
残る事になった叔父に
何かあったら連絡をくれるよう
伝えたのですが
帰っても落ち着かず。
深夜になり眠れない夜を過ごしていたのですが
ふと、頭に祖母の病床を浮かべてみると
祖母の傍らに誰かが立っていたのが見えました。
それは、祖母が育てられなかった
死産してしまった長男だと気が付きました。
詳しくはこちらの記事に
あります。
私の叔父にあたるその人は
祖母が亡くなるのをじっと待っていました。
私は思わず
お婆ちゃんは死なない!
と声を掛けてしまいました。
すると伯父は
お母さんを連れていく
と言うのです。
祖母に抱きつく伯父を
何とか離そうと
私は思いっきり伯父の腕を取り
引っ張ります。
お婆ちゃんを殺す気か!
これは私の脳内で
勝手に想像していた事なのかもしれません。
けれど私はとても必死でした。
とにかく祖母が連れて行かれないように。
盲目的に連れていこうとする
伯父から守るので精一杯。
すると、携帯が鳴りました。
まさか病院の叔父からでは?
と心配しましたが
相手は妹でした。
深夜だったので
何事かと思ったのですが
妹の第一声は
「お婆ちゃんが連れていかれちゃう!」
でした。
「うん、知ってる
伯父さんの腕を今、必死で引っ張ってる。」
私がそう返すと
妹は
「私もやるわ」と。
傍から見たらおかしな姉妹ですね。
でも本気でした。
身体から離すのを妹に任せ、
私は説得に務めました。
祖母がいなくなったら
祖父が1人になってしまう。
それは生きている人には
耐え難く寂しいこと。
いずれ命が尽きる時は必ず来る。
その時まで待って欲しい。
祖父母があちらに行く時は
必ず待っていて欲しい。
でもそれは今ではない。
私は言い方を色々と変えながら
長く説得しました。
老衰でも病気でもなく
あの世からのお迎えで
祖母が亡くなるのは
どうしても納得がいきません。
しばしのまさに死闘の末、
叔父は
分かった。とだけ言い
どこかに消えました。
すると今度は妹からメールが。
伯父さん消えた??
何となく、もう安心。
医学的に何の根拠もありませんが
私はそう思い、
その後はゆっくり休みました。
翌日になってみると
祖母が目を覚ましたとの連絡。
私はまた病院に向かいました。
妹も来ていました。
私と妹は
守れたね。
とだけ、話しました。
その頃の祖母は、妙に話が噛み合わないような
所がありました。
同じ内容を2度話したり等、
些細なことでしたので
伯父に頼んで病院に連れて行って
もらった方が良いのか、と1人で悩んでいました。
その時に叔父と話をしたのですが
叔父は既にアルツハイマーを疑い、
病院に連れて行っていたそうです。
そして、今回の事で
アルツハイマーが加速してしまうかもしれない、
と言っていました。
目を覚ましたことで
一命を取り留めた祖母。
叔父は、
ここからきっと
10年は生きるぞ?
アルツハイマーでストレスが
無くなって、自由に生きられるからね。
そう言い、少し笑っていました。
そして本当に
そこから11年生きた祖母。
祖父が亡くなった事も
分からなくなり、
いつも祖父を探していて
釣りにでも行ったんじゃない?
と返すと
全く、ペリコちゃんが来てるのに
何をやっているんだあの人は。
すぐ黙ってどこかへ行ってしまう。
と、ぷりぷり怒っていました。
なんだかんだで愛だなぁ
と思いつつ
いつも怒っているようになった祖母を見て
ノンストレスとはこの事か、
と妙に納得もしたのでした。