それは5月の連休だった

私の仕事の関係で、いつもベルガマに滞在できるのは真夏と真冬と3月しかないのです。
本当は初夏に居たい。
沢山の果物や野菜。薬草も見るなら初夏しかないからです。
 
今年は急に5月に行かねばならない事があって
連休後半にかけて行ってきました。後半はチケットも若干安かった。
 
この時期に行けることはないので、とっても嬉しい。
 
しかも、到着したのが割と早い時間だったので
イズミルのケメルアルトゥで観光。
ここ大好きなのです。
 
 
やっぱり初夏は幸せ。美味しい食べ物ばっかりです。買い食いして。
 
 
 
 
暴飲暴食の限りをつくし
 
 
ベルガマでは絶対食べるなって言われているミディエを食べ
(イズミルでも駄目らしい けど結果的には犯人はこれじゃなかった) 
 
 
ビルを壊して、新しくショッピングセンターを作ろうとしたら
ローマ時代の学校の遺跡が出ちゃった~という場所も見て
ガレノスがイズミルで勉強したところは、きっとここだ!!とか嬉しくなって
 
一日あっちこっちと楽しく過ごしたのです。
 
 
ところが

胃が痛い。。。。

実はこの冬は、結構胃が痛いことがあって
三月のパパティアフェスティバルの時も夜寝ると胃が痛くて
もう私は死ぬに違いない。。。。
とか思っていたのです。。
 
まただ、、、
困ったなあ。。。。
 
というので、イズミルの友人に連絡して
ベルガマに行く前に
ちょっとお宅で休ませてもらうことにしたのです
 
この猫たんのようにダウンです
 
ありがたいことです。
高齢のお母さんが、ぶかぶかパジャマを貸してくれて、それに着替えて寝かせてもらったのです。
 
そうだよなあ、、、、だって前の日に成田出て来て早朝便でイズミルに来たんだもん。疲れてんだよ~
なんて気休めを言ってたんですけど。
 
しかし、この日の胃の痛さは、普通じゃなくて
数回もどして
 
友人は、もうこれは普通じゃないよ 病院に行こう
 
そのうち治るよ
 
行こう
 
行かない
 
行こう
 
(あきらめた)
っていうことで
救急に運ばれたのでした。(って自分の車だけど)
 
痛みが酷くて、もうどうにでもなれっていう感じだったのですが
連れて行ってもらったのは、TEPECIK Hastanesi テペジュク病院 というところでした。
公立病院です。
 
そこのACIL SERVISっていうところ。
(写真は一切ないのですけど)
 
こういうところ。あーあ。
 
中に入ったら、、、、、、
ああ、信州大学医学部付属病院の昭和50年ころの感じに似てる。
バックットゥザフュチャーだよ
 
当時の長野県の病院は酷かった。いまでこそピンピンコロリの先生が頑張って長寿県になってるけど。
最低だったと思う。
 
で、そこは、大きさだけは大きい椅子がずらっと置いてあって
そこに人が沢山座ってて 超混雑
 
とはいえ、、、どうしようもなくて、私はヨレヨレで
しかも、お母さんが貸してくれた、ぶかぶかパジャマのズボンがずり落ちそうな感じで
ますますヨレヨレ。
 
トルコの人は親切で、席を譲ってくれて、もう痛くて痛くて、体を丸めて椅子の上で半泣き状態。
トリアジに行けって、いう人もいるんだけど
 
もう、痛みで何にもできず、友人が車を置いてから来てくれたので
友人に抱えられて、トリアジ(初診)部屋に行ったのです。
(ここがまた不衛生極まりないとこ)
 
友人が腹痛で吐いてるって 説明してくれた。
 
で、そしたら、またさっきの人沢山の待合で待っててという感じになって
また気分が悪くなって、吐きたい~(看護師も日本のようにはいない)
膿盆くれ~って言っても通じないし
 
友人がラバボーどこだ って周りに聞いてトイレに連れて行ってくれて
 
トイレ行ったら、夜なのに女子トイレ満杯。
ああ、もう、、、、、
ちょっとそこらの掃除用流しでゲロはいて
(日本人のせいか具合悪くても洗って綺麗にしてきた)
 
で、また待合に戻って
何時間かまた半泣き状態で丸くなっておりました。
 
こんな感じで、
 
トルコで初めて病院にかかることになったのです。
鍼灸の先生たちを紹介にメディポル大学やドクズエイリュル大学やエーゲ大学の医学部には行ったけど
自分が患者になるとは露とも思わずおりました。
しかも、、、テペジュク。
 
(続く)

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2019年3月のパパティアまつりは日本から21人ほどのボランティアが協力と参加をしてくださいました。

宿泊、食費、遺跡入場料はガレノス協会が負担いたします。(来年はイズミル空港起点に変更になります)

2020年3月25日-29日パパティアまつり 30日31日歴史ツアー

を予定しています。

ガレノスの紹介、日本文化の紹介、これらにご協力頂ける皆さまを大歓迎しております。

 

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