2日目は講演会
2日目のプログラムは
女性たちのハーブのスタンドと
市役所の横のハルクエルベホールでは講演会でした。
企画の段階では、実行委員との森脇さんの防災講演だけだったのですが、
ベルガマでの会議で、もっとトルコ人のも出さないとダメだと
サイートが言い出して
ドンドン増えていってしまったのです。
観客が来るのかしら。。。こんな田舎で勉強したい人がいるのかどうか。
案の定、あさイチの講演はエーゲ大学のムラット教授。
なのに誰もいない。
先生怒る。
私たちは観客集めに奔走する。
かき集めてくる。
でもね 凄くよい内容だったのです。
私達が知りたいことを沢山話してくれました。
ガレノスの父のオフィスのあった場所。
ガレノスの父の農園の場所。
ガレノスの父のオフィスは私の遺跡のすぐ近くの通りにあります。
和服出来てくれていた和泉さんが質問してくれて、教授もちょっと機嫌がなおってきた感じです。
その次は、トルコではとても有名なブッダ氏。代替医療で有名な方です。
それから、蜂療法をしているお医者さん。前市長のお友達。
そして午後から、われらが日本から アンドーハザマのディレクターの森脇さん。ボランティア活動で防災講演をしています。翌日寿司デモンストレーションをして、午後は中学で講演をします。
森脇さんの、アタチュルクのお話には観客も大喜びでした。
映画の話も。
森脇さんは一級建築士。建築家のお話なので、結構この日と翌日は遠くから建築家やリタイアした建築関係の教授が来ていたのです。
ベルガマで防災は本当に難しいです。
石造りの家ですし、どうやって地震を免れたらいいのか。
新しいアパートなどは耐震構造があるそうですけど。
尚、森脇さんの交通費はHIS社が負担してくださいました。ありがとうございます。
その後は、マジットさん。
ベルガマの羊皮紙について話をしてくれました。
マジットさんはベルガマで一番古い羊皮紙を扱っている方です。
羊皮紙博物館の計画があった時に、市の担当者がマジットさんの弟子だった友人を登用してマジットさんを外したんです。それで大喧嘩になったそう。
ベルガマフェアというとその友人の商品を使ったりPRしたりして、公平性を欠いた業者選定をしたら日本だったら公務員即刻解雇のような話なのですが。
さすがはトルコです。
私達市民は、そういうのが嫌い。だから、私達市民のまつりでは、私達が発表者を選定する。なので講演者は最初に羊皮紙を扱ったマジットさんになりました。
最後に私が翌日の「ガレノス食品選出」について話をしました。
結局、ガレノスの話は、ムラット教授と私だけ。
せめてパパティアやハーブ生産の農業の話を入れたかったのに。
なんだか、ごった煮状態の講演会になってしまいました。
来年は、この講演会は考え直すことが必要で、聴衆が誰なのか、誰が来るのか、それらを明確にしないとだめそうです。
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2019年3月のパパティアまつりは日本から21人ほどのボランティアが協力と参加をしてくださいました。
イスタンブル空港からの往復、宿泊、食費、遺跡入場料はガレノス協会が負担いたします。
2020年3月26日-29日パパティアまつり 30日31日歴史ツアー
を予定しています。
ガレノスの紹介、日本文化の紹介、これらにご協力頂ける皆さまを大歓迎しております。