遺跡の修復をするには

この国に頻繁に来るようになって6年。
 
自分の社員を教育し、会社を維持する為。
その後は、会社閉鎖と共に色々な片付け。そして、呆れるようなことが次々発覚。
 
ダイアナ妃も信じた人たちに次々と騙され、人間不信になったと昨夜のTVで過去のインタビューがあったけど、ほんとうに人を騙すという事には落胆いたします。
 
責任者として後片付けは義務だから当然です。
人任せにすることで悪いことが起こしてしまう人が現れる。
だから、人任せにしてはならない。もちろん自分の為でもあるし、教育の為でもあるから。
 
行けばその数日数週の中で最大限行動するのです。夜行バスを3夜続けて移動することもあります。
ようやく、最後最後のとんでもない内容の最後の委任状をアンタルヤへ行き、破棄して、最後の税金を支払い、ようやく終了しました。
 
私が、これらの清算をしながら、この最初の願いを未来に向けて行っているのが、ガレノスプロジェクトです。こちらは来年のプロジェクトの内容の相談などをしてきました。
 
そして、個人的には自分の持っている遺跡の修復も何とかしたいのです。

修復の手続き

この夏は文化観光省へ行き、ベルガマのルム・ハマムの修復を相談してきました。そして、ベルガマ市の修復担当者と相談し、修復のプロの建築家と話し、考古学博物館長と相談して、詳細を確認してきました。
この後、修復プロジェクトを作らないとなりません。費用と手間が凄くかかります。ハマムの下は掘られたことがないので考古学的な調査も必要です。
 
大きな内容なので個人でやれるのかどうか、もう少し調査が必要で、すこし時間をかけないとなりません。
 
あちこち行くと、その途中で嬉しい景色にも出会えます。
イズミルのカディフィカレへ伸びる水道橋が一部残っていました。
車を置いて、ちょっと撮影。イズミルにも少しづつ詳しくなってきました。
ガレノスも、スミルナ(イズミル)で医学の勉強をしていた時期がありました。どこに居たんでしょうか。古代アゴラのあたりでしょうか。
 
文化観光省はアルサンジャックという港の繁華街にあるので、イズミルの中心地に向かいます。
この美しい窓は修復後の文化観光省のオスマン時代のギリシャ建築。向こうに見えているのが、今は商業施設になっている古い港。
ここでの担当者は女性。トップが女性というのはイズミルには結構いらっしゃる。心強いです。

 

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