渋谷の創業50年(!)の香水専門店
念願の香水マリソル
に行ってきました!
こちらのお店は渋谷の道玄坂を上がった右手の路地にある、創業50年の有名店です。
国内では手に入らない香水や、生産中止になってしまった香水なども取り扱っていて、
「マリソルに無かったら、もうどのお店に行っても無い!」といえるほど、圧倒的な品揃えだと聞いていたので、とても楽しみにしていました!
到着すると、ガラスのショーウィンドウに並ぶ膨大な数の香水瓶に圧倒されます!
あ!お母さんが持っていたゲランのミツコがある!
今百貨店では、丸いデザインのボトルでは売ってないけど、やっぱりここにはありました!
オペラ座の怪人の香水も!これはうちが配給した作品だ。なつかし~な~
博物館のような香水達に見とれていると、
とても落ち着いていて、動作が洗練されたスタッフの女性に声をかけていただき、私たちに会う香りをセレクトして嗅がせてくれました。
「この香りは誰にでもお勧めするわけじゃないんですよ、お似合いになりそうな人にだけ、声をかけさせていただくんです」
う!殺し文句だわ!
香水好きの女の子なら誰でもそうだと思うけど、
「あなただけ特別に似合う」とか、「私らしい香り」とかそんな言葉を聞くと、
嬉しくなっちゃいますよね~
自分はどんなイメージに見えてるのかなと思い、セレクトしていただいた香りを嗅いでみると・・・
もう一瞬にして虜!になってしまって!!
こんなに一瞬で恋に落ちるような香水はそうあるもんではないので驚きました!映画じゃないけど、「究極の1本」を見つけられた時の嬉しさは、言葉では言い表せないですよね
2つの香水を友人と嗅いでみたんですが、不思議なもので、私たちはそれぞれ1方の香りを気に入りました。
私が気にいった香水は、強さを秘めていて、でも柔らかな香り。
甘い香りが“バニラの甘さ”とか、“●●の甘さ”とか、簡単に言い当てることが出来ない、なんともいえない奥ゆかしい甘さなんです。
この香水は本当に好きになってしまったので内緒!('-^*)/
友達と2人で秘密にすることを誓いました!(こういうのって楽しいよね~~!)
ちなみに、お店に入る際は、最初に接客いただいた女性が、奥にいる先生にお断りを入れてからはじめて入らせていただきます。
多分、渋谷という土地柄、騒々しい高校生なんかにお店の雰囲気を荒らされたくないのでしょうね。中には貴重な香水達が並んでますし。
そこで、店長でもあり、雑誌などでも執筆している杉山榮子さんにお会いすることが出来ました!
映画『パフューム』
の原作は、もちろん20年前に既に読まれたとのこと。さすがです。私なんて映画担当するまで全く知らなかったですから・・・。ちなみに映画化するにあたって、原作者の売り渋りは相当なものだった
とこのブログでもご紹介しましたが、
杉山さんは、逆に「現代だから受け入れられるんじゃない?、20年前に映像化されてたらそれはもう大変よ!」
と仰っていて、確かにそうだ・・・20年前だったら、こんなに沢山の映画館で上映することは出来なかっただろうなぁ、と思いました。
「私は香水の生き字引よ」仰る通り、沢山の貴重なお話を伺うことができて、私は目に☆が宿るようにキラキラ話をきいちゃいました
香水に関する質問、あと廃盤になっちゃってどうしても手に入らない香水がある人、そして、自分に似合う香りを相談してみたいと思う人は、絶対一度行く価値のあるお店だと思います
その際は、自分らしいファッションを忘れずに!いつも自分のつけている香水名や、気になる香水など控えていくと、とても丁寧にアドバイスいただけますよ
<お店の場所>
香水マリソル
住所:東京都渋谷区道玄坂2‐16‐2
電話:03‐3770-8142
定休日:年中無休
購入後には、杉山さん自ら実演を交えて香水の纏い方について説明していただきました。
これがものすごく素敵!なお話なので、今日は長くなっちゃったので、また明日にUPしますね!
ではまた!