スピルバーグ、スコセッシが喉から手が出るほど欲しかったもの
アカデミー巨匠らも熱烈オファーを続けた原作。
1985年の創刊当時から映画化権を巡って、かなりの争奪戦が繰り広げられたんです
1985年の創刊当時から映画化権を巡って、かなりの争奪戦が繰り広げられたんです
そう、あの世界の巨匠、
スティーヴン・スピルバーグや、現在公開中の『ディパーテッド』
でレオ様と来日を果たした監督、マーティン・スコセッシも熱望してたとか。
決して首を縦に振らなかった原作者をやっと口説いたのは、
『ネバー・エンディングストーリー』(なつかし~!)『ヒトラー~最期の12日間~』 等の
名プロデユーサー ベルント・アイヒンガー。
原作本発売の1985年から、
なんと(!!)15年近くも原作者を口説き続けて、2000年やっとのことで落札!
原作者の売り渋りは伝説になったんですって。
映像化不可能と言われた幻の名作がいよいよスクリーンに登場するのは、
彼の恐ろしいほどの熱意と根気のお陰げ!
人の心を動かすのは、やっぱりお金じゃなくって愛情&情熱なんですね
彼の決意の言葉
↓↓↓
「映画で香りを見ることはできない。
我々は映画という言語で、 グルヌイユの臭覚を体験させる。」
名プロデューサー ベルント・アイヒンガー
・・・・渋いっ!
↑これが、主人公 グルヌイユだ!
天使なのか、それとも悪魔なのか・・・
日本の巨匠、某監督も
「一番映画化したかった作品だ。無理だと思ったのに・・・」
とつぶやいたそう。