現在のお布団っていつごろから?
今回は最近の布団の変遷を紹介します。
私が寝具メーカーに入社したのが昭和49年のことです。
まだ一般の小売店では和ふとんが主流でした。
戦前はほとんどが綿わたを使用した和ふとんでした。

戦後になってテトロンわたを使用した洋ふとんが出てきました。
和ふとんは着物の反物で作っていたので(着物の生地を横に三本繋いだ三巾、1部広巾もの)それがサイズの基準になっていました。ですからサイズは現在の物とは少し違います。
現在のサイズに落ち着いたのは昭和50年代後半になってからで非常に歴史は浅いものです。
一定規格の羽毛ふとんが普及したのは、ほんとうに最近のことです。
昭和49年ぐらいから国産の普及版価羽毛ふとんが一万円~三万円で出回り始めました。
しかし生地は硬く、ダウンも50%~60%ぐらいの粗悪なものでした。

洋ふとんと呼ばれる羽毛ふとん、ポリエステルふとんのサイズの形体で現在の物に落ち着いたのは、近年のことで昭和60年代からのことです。
質の良い睡眠をとるために掛け布団に重要なこと!
・軽いこと。
・保温性にすぐれている。
・通気性がある。(寝床内湿度55%ベスト)
それで羽毛ふとんが推奨されるわけです。

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