今日の単語


Toilet water


この複合名詞( compound noun )を初めて見た人の99%は

トイレ水? となにか汚いモノを想像すると思う。僕もそう直訳した。


じつはtoilet waterは、「化粧水」といういみなのだ。


アメリカ英語では、toiletは浴室や洗面所という意味があるので

こう訳されるのだ。医学用語では洗浄という意味もある。


ちなみにブリティッシュ英語だと、浴室はbathroomが一般的。


日本で使われている英語には他に違った意味があったり、そもそも

使われ方が間違っていたりするのが厄介である。




昨日読み終えた本、Shame in the Blood by Miura Tesuoの紹介をします。


著者の三浦哲郎さんは1961年にこのShame in the blood( 日本語版タイトル「忍ぶ川」)

で芥川賞を受賞したそうで。wikipediaによると去年亡くなられてるんですね


この本にはいくつか短編が収録されているのですが

すべてのストーリーに共通するテーマは「恥と死」だと思います。

英語版タイトルにあるShame(恥)in the blood(血、家系)の

意味するところは、主人公の兄妹の5人中4人も自殺や失踪を

したために、主人公は自分の血に、遺伝子に普通ではない

死を遂げるようインプットされているのではないかと思い込む。

そしてそれを近所の噂のまとになったりで、恥とさえ考え出す。


主に主人公の日常生活と、家族とのやりとりを描いた作品なのですが

いろいろな事件や不幸が主人公に降りかかり

ところどころが凄く生々しいというか、まるで生傷を見てるかのような

気持ちにさせるのだけれど、不快ではない。

読後感もすっきりしているとは言い難いけれど

主人公が最後の不幸を経験することによって

ついにはその呪われた血、恥の意識を浄化

することに成功する。


身内の自殺や失踪など、センシティブなテーマを

うまく、鮮明に描き出した傑作です。


英語版でぜひ読んでみてください

今日の英単語。


bimbo


発音は、スペリング通り「ビンボウ」。

さすがに意味は日本語の「貧乏」とは違いますが

「バカ者」や「不倫を好む女性」など、実際に

好ましい意味ではない俗語です。


英語には、たくさん日本語っぽい発音の単語だけではく

日本からの借用語(loan word)がけっこうあるのです。


たとえばsushi, tsunami, origami, udon noodleなどのメジャーなものから

tycoon(大君)やshogun(将軍)などなど。


それでも日本語のほうがはるかに多くの単語を英語や他の言語

から借用してますけどね。


英語かと思いきや、ドイツごだったりオランダごだったりと

考えてみると日本語はぐちゃぐちゃに外来語が入り交じっていて

英会話中に「あれ?これ英語かなドイツ語かなそれとも・・・」

なんてことがけっこうあります。


たとえばメスはscalpelだし、カステラはsponge cake。

まぎらわしいですよね。