早稲アカでは、特訓(T)またはレギュラー(R)の通常クラスに加え、各種選択講座がありました。実際に取ったものと、その感想、仮にやり直すとすればどうか、というあたりを纏めてみたいと思います。
▪️前提:中2途中からの入塾
▪️取ったもの
・通常クラス:入塾時はTの下→新中3よりTの上
・季節講習:中2から冬期講習、春期講習、夏期講習は参加(通常授業の一環であるため)
・中2の必勝クラス:資格発生後1ヶ月のみ参加(直ぐにキャンセル)
・中2の正月特訓:事情により参加出来ず
・中3前期必勝:開成に参加するも、7月は学校行事や試合で多忙のため、キャンセル
・中3後期必勝:開成クラスに参加
・中3後期その他の選択クラス:土特(国語、数学の思考・発展)、国語の記述ゼミ(11月まで)
▪️振り返り
・特訓クラスの英語と数学、必勝及び土特の国語、加えて短期ながら夏期集中特訓の国語の先生が良かった
・中2の正月特訓は不参加となってしまったものの、結果的には特訓選抜に向けた復習を優先できて良かった(因みに、中2の正月特訓はβ○クラスのレベル)
・中2必勝クラスも不要(本当はテキストを決めてやり込むことを優先した方が良い)
・中3前期の必勝クラスは微妙なところ。不参加にして基礎固めを優先するものあり
・中3夏期講習は忙しすぎて自主学習が出来る余裕が多くない(夏期講習を見送ることはありえないので、消化不良になる可能性もある中3前期必勝クラスを見送るのはあり)
・中3後期の必勝クラスは実戦力を磨く場として必須
・土特の国語、数学の思考・発展も時間があれば有意義(取ると、国語、数学とも自主学習はほぼ無くなる)
・国語の記述ゼミは、国語力というか論理的思考力・記述力を磨くことを目的として参加(短期的な受験目的とはしていなかった)
・理社はKey Workのようなもので定期テスト勉強していることを前提として、(特進ではない)最高水準問題集を自主学習でやり込み、あとは早稲アカのカリキュラムに乗る程度で対応→土特は不要とした
▪️まとめ
・総論としては、早稲アカで配られる新中学問題集(発展編)レベルを中3夏休み終了時点までに完璧にしておき、夏休み明けから始まる必勝クラスで実践力を磨けば開成レベルに十分到達可能と思います
・英語と数学は、早稲アカをペースメーカーにしつつ、中3夏休み前〜夏休み中くらいまでにシリウス、新中学問題集、(特進ではない)最高水準問題集のうちのどれかを完璧にしておく
・理科と社会は、定期テストでKeyWorkレベルを完璧にし、中2冬くらいから始めて中3夏休みが終わるまでに新中学問題集、(特進ではない)最高水準問題集のどちらかを完璧にしておく
・国語は早稲アカをペースメーカーに漢字・語彙をマスターし、古文単語も授業の指示に従ってマスター、後は早稲アカで渡される記述用の問題集を中3夏休み終了までにやり込む
結局、中3夏休み終了までに、新中学問題集(発展編)のレベルを完璧にするというのが案外大変なのではないかと思います(特に英語、数学でこのレベルに達していないのであれば、夏休みで理科、社会に走り過ぎない方が良いのではないかと思います)。
これをクリアーするために早稲アカをペースメーカーにしていくのであり、中2や中3前期の必勝などはパスして基礎固めもありだと思います。
最大の強みは中3後期以降の必勝+土特だと思うのですが、それに耐えられる基礎固めが完了していないとその強みが活かせず、勿体無いことになりかねないという印象を持ちました。
絶対に全て終わらない量のテキストを購入させられますし、たくさんの講座がありますので、消化不良にならないように留意した方が良いと思います。