2月10日受験までは、ほぼリアルタイムでアップデートして参りました。その後は、非公表とさせて頂いております。


公立を受けたのか、これから受けるのか。何れにせよ、ここからは、ほぼ親の出る幕もない(受験の付き添いがあるわけではない)こともあり、まだ進学先が変わりうるのかもしれませんが、一足早く、受験の振り返りです。


1.中学受験or高校受験

・基本的には中学受験が良いのだろうと思います。とは言え、高校受験でも悪くはないと思います。高校受験のメリットを挙げるとしたら、以下のような点です。

・小学生のうちに精神年齢が高まっているのか。何らかモチベーションが出てこないと教育虐待のようになる懸念

・小学生のうちは運動に打ち込みたいか(高校受験なら中3の7月くらいまで運動しながら勉強でもいけなくはない)

・英語を得意に出来れば(コツコツ小学校高学年から取り組めれば)、高校受験では強みになる

・中2は中弛みするが、高校受験があれば、中3では、それなりに頑張って勉強する

・早稲アカで鍛えておけば、英語は中高一貫レベルになるし、数学も春休みに数I Aをやれば(その後、数IIBを直ぐスタートすれば)、ビハインドの一部は挽回可能

→無理矢理、高校受験のメリット(ビハインドをリカバリー出来ることのサポート材料も含む)を挙げてみましたが、小学校高学年での頑張りや中学での進みの早さ(立ち止まる必要がない)を踏まえると、大学受験をみすえれば中学受験が有利だと思います。


2.通塾or家勉、通塾へ切り替えのタイミング

・家勉で高校レベルまで先取り出来る場合、中高一貫校に負けないように思います。とは言え、高校受験は公立トップにすると腹を括り、大学受験に照準を合わせて努力できるタイプは、ほんの一握りのように思います(我が家の長男は、無理でした)。

・長男は、公立中学校の先生とは違うレベルの先生がいたり、各中学校のトップレベルの人達が集まる環境に、大いに刺激を受けていたと思います。

・英数の先取りを家勉でしつつ、中2夏休みはスポーツの合宿や旅行を楽しんでいました。結果的に中2の途中からというのは丁度良いタイイングでの入塾だったように思います。

・というのも、中2の中弛みが酷かったことに加え、その時点では、早稲アカなり、地元の塾でもトップのクラスには入れないレベルでした(特に英語の問題が簡単過ぎたことと、国語が出来な過ぎたという要因もありましたが)。特訓選抜では最初の頃はBまたはC合格レベル、駿台模試も60くらいでT1には入っていませんでした。中2の1月の特訓選抜でS合格(→中3最初からクラスアップ)でしたので、慣れるのに3〜4ヶ月は掛かってしまいました。

・入塾タイミングにつき、通常なら、遅くとも中3頭からということでしょうか。中1、中2、中2途中、中3、中3夏休み前、中3夏休み後、など色々とあり、悩ましいです。

・基本的に家勉でOKだった場合、中3夏休み明けの必勝クラス(+土特)からでも志望校対策は間に合うように思います。


3.塾の選択

・早稲アカは部活をやっていることを前提に考えられていたように思います。英語のみ中2までで完了、数学は中3の1学期くらいまでやっていたと思います。理社は夏休みも使って、終わらせていたように思います。

・夏休みは受験の天王山であると生徒を煽り、夏期集中特訓ではハチマキを巻いて、基礎固めのインプットをやった上で志望校判定模試を受け、2学期から本格的に日曜日の必勝クラスで思考力を養うという流れも良かったです。

・本来は、家勉(英数先取り)+公立トップ狙いで良いかと思っていたのですが、早稲アカの環境を活かして緊張感を持って学習出来て良かったように思います(先取りの代替になる)。

・とは言え、5科目+必勝クラス(日曜)+土特は結構ハードで消化不要の面もあったように見受けられました(2学期は復習に手が回っていなかったようです)。家勉で英語の先取りをしていなかったケースを想像するとゾッとします。

・他塾を知っているわけではないので、安易な比較はできませんが、夏休みまでのインプット→2学期からの志望校対策の強み、体育会系的なのりでモチベーションをアップ、先生の質、高校受験の先を見据えた授業、受験勉強を自走する目処が立ったなど、満足度は相応に高いです。

・一方、デメリットを挙げてみると、以下のようなところです。

-買わされる教材は多過ぎるが全て使いこなすのは不可能。新中学問題集+シリウスが配られるのは良く分からない(どちらかで良いのでは?)

-特に国語の教材の多さは酷い(一方で、確り出口式的なアプローチの説明などがあるかは分からない)

-通塾日数が(必勝、土特に行くと)週6日と忙し過ぎ。独自のプリント配布などもあり、少ない教材の完成度を高めるような学習が困難

→大量の教材を浴び続けることでレベルアップの可能性がありつつも、それにより結局伸びないという可能性もあり

-学校の定期テスト対策は、他塾のように手厚いわけではないし、特に中3になるとそもそも定期テスト勉強の時間を確保することすら困難。最難関私立+公立の併願はどっちつかずの可能性あり(自作校問題、特色試験、思考力を問う問題の基礎を養えるかもしれないが)→自ら見極めが必要

-生徒数が多いこともあり、待ちの姿勢では十分なサポートを得られない可能性あり(逆に積極的に聞きに行けば応えてくれるので、そういうスタンスが求められる)


我が家は、やり直せるとしても、高校受験+早稲アカで良いかと思っています。但し、小学校低学年から漢字・語彙を確りやる(公文で良かったかも)、小学校6年間でよりスポーツに打ち込む、英語は小5から(=実際にやった通り)、入塾は中2または中3から、というイメージです。