千葉の最難関まで残り2週間あまりとなりました。その合否の仕方で立ち位置を見極めたりするようですが、10月時点で振り返った後、約2ヶ月半での自己評価の変動になります。


夏休みに数学と国語を強化、理科と社会は基礎固めを終えるイメージでしたが、理社はやや遅れ気味でした。


その後、9月中旬くらいからゆっくり過去問演習をスタートさせつつ、数学・国語は土特+必勝(復習はあまり出来ていない)、加えて国語は11月まで記述ゼミもやり、英語は必勝中心に最低限、理社は必勝に加えて、過去問演習で出来なかった分野の復習をしながら進める(社会は開国キーワードも)、という取り組みでした。


前々回/前回同様、開成を念頭に、10段階のレベルで、受験者平均が5、合格者平均を7とイメージすると、各科目の足許の状況は以下のように分析しています。


※第1回ST合格可能性70%、第2回ST合格可能性40%を踏まえています。各回ともに、数学で受験者平均に達していれば、1回目80%ラインをクリアー、2回目合格ラインをクリアーという成績でした。


◾️英語:9 (6月末)→9(10月)→8.5(現状)

・確実に合格者平均を上回るレベル(+5〜10程度は期待出来そう)。あまり時間を取れていないため、トップ10%程度には入るものの、相対的に落ちているように思われる(国語力不足に起因しているかも?)

・毎日10分程度のシャドーイング等と早稲アカ教材のみで対応する方針

・過去問演習にて長文に対する勘を鈍らせないようにしつつ、現状維持を目指す


◾️数学:6 (6月末)→7(10月)→ 5.5(現状)

・1回目/2回目ともに、シミュレーションテストでは数学の出来が悪い状況

・振れ幅大きく、爆発力より、合格者平均を目指すのが良さそう。基礎固めはOKとして、新しい問題への対応力が不足。引き続き、土特の発展・思考系を継続

・過去問演習を通じ、聞かれていることを的確に捉える力(未だに「聞かれていることを勘違いした」ということが起きる)、見極める力、出来る問題を解き切る力を磨く

・但し、合格者平均くらいであれば、現状の実力+計算ミスを極力無くす、で十分。過去問演習ではこの点も重要


◾️国語:3 (6月末)→4(10月)→ 4.5(現状)

・大分、文章を読めるようになってきており、引き続き、記述力を磨く。バツは避け、部分点は稼げるように実戦力を磨く

・引き続き、漢字・語彙、古文単語を地道に(漢字の失点が大きく、語彙力不足が誤答の原因になることも多い)


◾️理科:6 (6月末)→6(10月)→ 6.5(現状)

・後期必勝の教材の理解が進んでいる様子。早稲アカで培った分析力・思考力が活かせる問題が出てくるか次第


◾️社会:5(6月末)→6(10月) → 7(現状)

・開国へのキーワード+後期必勝で思考力を磨いた成果が出ており、安定感が出てきた

・一番遅く取り組み始めた科目ながら、予想通り、間に合った感あり


受験生の皆さんが頑張っている中、10月中旬〜12月末までの頑張りで、一進一退の状況です(10月からの変動は、英語▲0.5、数学▲1.5、国語+0.5、理科+0.5、社会+1→合計▲0.5)。


ずっと3科目>5科目という傾向が続いていましたが、理社も+αが稼げるようになってきました。まだ、最後の追い込みがあるでしょうし、伸び代ありです。


どの学校も、(変動の大きい)数学・国語次第の様相になってきました。数学+国語で受験者平均を確保出来ればOKですが、特に開成数学は過去問の出来が今一歩です。2回目のSTは、英理社で稼いだものの、数国が平均に届かず、合格ラインにも僅かに届きませんでした(合格可能性は40%)。2科目共にではなく数学だけ受験者平均でも合格ラインを超えるので、(元々は地力があるはずの)数学で確実性を高める、粘り強く正答を導き出すことが、合否を分ける鍵になりそうです。


一方、開成以外は、数学でも合格者平均(※筑附は早稲アカの先生の予想)を割らなくなっているので、相応に合格可能性が高そうです。


ここからは、体調管理にも気を付けながら、頑張って欲しいです。