12月の過去問演習は、渋幕、筑附、開成のみです。特に1月中旬に試験日がある渋幕を仕上げていく必要があります。


▪️渋幕

・2回目からは合格者最低+15〜20%くらい取れるようになっています。

・英数は開成より難易度が劣り、国語は選択式もあって出題形式が異なり、理社は開成に劣らず難しいようです。偶に簡単な回もありますが。

・国語の選択肢は2択まで絞れても、(古典などでは)簡単な引っかけにかかることもあるようです。

・理科のリード文に慣れるなど、課題はあります。これも慣れが重要で、過去問で思考パターンを磨くと言うことになると思います。

・英語は安定的に合格者平均点を大幅に超えていて、理社も悪くて合格者平均近くにはなっています。従って、数学・国語で受験者平均を確保出来れば、十分最低点をクリアー出来そうです。実際には、合格者平均くらい取れています。

・ハイレベルテスト、駿台模試で出てくる合格可能性80%に近いイメージを持てています。

・過去問は一通りで終わりにしますが、(最初にやり、最低点に僅かに届かなかった)2023年度だけは2回目をやってみようと長男と話をしています。


▪️筑附

・60点×5科目+内申副教科80点=380点満点のトリッキーな構成です。内申で9割確保出来ており、5科目で65%でも380点満点に対して7割確保となります。

・駿台模試の得点率と同じようなところで競争している形です。長男は得意な難易度(標準〜やや難)かもしれません。

・偏差値は、確か、ハイレベルテストでは、筑附>開成>渋幕ですが、駿台模試では、開成>渋幕>筑附です。筑附合格者の約9割が駿台模試を受験しているようであり、適切に筑附受験者の見極めが出来ているのかもしれないと思っています。

・英語が簡単、数学は難、古典無し、理社は独特ということですが、開成・渋幕の過去問演習も、筑附の得点力を磨くのに役立っているように思います。

・5科目で7割超えてきているので、国語さえ底抜けしなければ何とかなりそうという期待感はあります。


▪️開成

・必勝クラスの指示に基づき進めています。12月3日のSTはまずまずだったのですが、10月の第2回と11月の第3回のオープンが奮わなかったこともあり、不安要素ありです。

・英語で、想定していた程、稼げていない時がある、数学は不安定、国語は上り調子、理社は追い上げてきていて、特に社会は得点源になるかも、と言う状況です。

・当初の英数で引っ張り、国理社は耐えるという作戦から、変わってきています。

・正に正念場で、今後の頑張り次第だと思います。


2学期の模試結果は、ハイレベルテストで偏差値63相当(駿台模試は▲3など補正)を超えられたのは、


・ハイレベルテスト:4回中、3回

・駿台模試:2回中、2回

・オープン:2回中、0回

・国立実戦:1回中、1回

・ST:1回中、1回


ということで、合計10回中、7回です。


これらの結果や過去問結果を踏まえた合格可能性は、渋幕80%、筑附60〜80%、開成50〜70%という感触です。


※筑附は駿台を信じれば80%、ハイレベルテストだと60%、過去問はまずまずです。

  

オープン2回とその間のハイレベルでドボンしてやや焦ったのですが、11月駿台→12月ハイレベ→12月STが好調で盛り返しました。従って、23日のSAPIXの冠模試は見送りとしました。また、1月のハイレベも無理しなくて良いと思っています。


とは言え、全く油断出来ませんし、残り期間でも合格可能性は動いていくと思います。過去問演習で実戦力を磨きつつ、苦手分野が出てきた時に問題演習を行う、一方で漢字、語彙、シャドーイングなどの地道な作業も継続する、ということで、ラストスパートです。