特訓クラスの所属校舎で保護者会がありました。受験前、最後となります。


「年の終わり、君の始まり。冬アカ」というポスターが貼ってあって、思わず、笑いそうになってしまいましたが、至って真剣です。


説明会で受けた内容、その後に個別に話をした内容なども含め、備忘録として、纏めてみます。


1.模試

・公立用の模試は必勝と被ったりする。無理に受けなくて良い

・9月からのハイレベルテストの結果を踏まえながら受験指導をしていく(=次善・抑えのパターンを決めていく)

・模試との相性もある。11月23日の駿台模試は必須。オープン模試も含め、結果を見ながら、合格可能性を把握する


2.合格可能性の見極め

・ハイエンド(筑駒、筑附、開成、渋幕)は、早稲アカ内の順位を見る。例えば、開成であれば、100以内が一つの目安。30位以内であれば、合格率が高く、31位〜150位くらいまで五分五分といったイメージ(勿論、31位だといきなり合格率がガタ落ちするというわけではないが)→これは必勝の保護者会で説明がある

・開成、渋幕であれば英数理(特に英数)、慶女であれば英国(数学は簡単め)が重要。合格者平均と受験者平均の乖離より分析

・筑附は理社が読めない。今春はその前と比較して難易度が上昇したという分析

・長男の第5志望はハイレベル55、第6志望は50くらいあれば、問題無し


3.過去問演習

・各模試との相性というより、最後は過去問演習が重要。第1志望校の到達点を見極めるために、第1志望の最新年度分を先ずやってみる

・ハイレベル偏差値50でも、問題が難しいところと簡単なところなど様々。個別の対応が重要

・受験校が多い場合、既に過去問を始めてもらっているが、遅れ気味、進み気味など、進捗は様々。冬季講習以降の宿題は過去問演習になるので、終わらなくなることは無く、心配無用

・逆に早く進みすぎると直前期にやるものがなくなってしまう。傾向も変わるので、遡っても7〜8年分程度。15年分などは不要


4.科目別

(英語)

・リスニングが弱ければ対策を。設問としてやるための問題集を販売している。過去問で演習することもよい。ディクテーションしてみて、そもそも回答出来るレベルで聞き取れているか確認してみるのも良い

・過去問をフルセットで時間を意識してやること。時間内でおさめるにはどうするのか戦略を考える

・長文は大雑把にストーリーを把握、必要に応じて、本文⇔設問を行き来するテクニックを身に付ける

・文法問題は時間をかけない。文法問題を一瞬で解く、または分からなければ捨てる(反応速度)

(数学)

・週2コマあるので、授業時間内で問題数をこなしている。宿題は5問/週程度

・特訓で上数Final+高校への数学、必勝でその上のレベルと役割分担を分けて考えている

・クラス全体に公立レベルをやらせてみると、難しく考えすぎて出来なかったりということもある。良くバランスを取りながら取り組ませたい

・家庭学習では、英語>数学の優先順位で良い


先生方と少し立ち話した内容も含めて記載してみました。先生方からは授業中集中して取り組んでいる、というお褒めの言葉を頂きました。そのまま本人にフィードバックし、モチベーションを上げようとしてみました。


あとは、必勝クラスの保護者会を残すのみとなりました。過去問スケジュールが、早速1週間程度ビハインドになってしまっているのですが、焦らず進めるしかないですね。