中3・長男ですが、引き続き、開成必勝で頑張っています。


これまで、所属校舎の説明会、必勝の説明会、授業中に長男が聞いてきたことなどを踏まえ、備忘録として纏めてみました。


※1.これまでの長男のテスト結果等を踏まえながら、体感的なものも含まれています。早稲アカが持っている過去実績を踏まえたデータと厳密に一致しているわけではないですが、概ね平仄は取れています。


※2.ハイレベルテストは教育開発出版社の模試ですが、母集団は早稲アカ特訓生が中心となっています。母集団の違いから、駿台模試偏差値+2=ハイレベルテスト偏差値と言われています。


▪️筑駒

・必勝クラス入りのボーダーはハイレベル偏差値65

・志望校判定模試では5科目順位が30〜40位くらいのイメージ

・9月〜1月のテストのハイレベル平均偏差値65が、合格可能性50%ちょっとのイメージ

・内申点が必要、馬力、表現力等も必要


▪️開成

・必勝クラス入りのボーダーはハイレベル偏差値60

・9月〜1月のテストの平均偏差値60が、合格可能性50%ちょっとのイメージ

・従い、開成必勝に残っていれば半分ちょっとくらい合格している(逆算すると、200名前後在籍していると思われる)

・平均偏差値65を超えてくると合格可能性80%イメージ。厳密には64くらい

・直前のシミュレーションテストで、5回中3回合格が出ていれば概ね合格(と言うことは、判定が厳し目?)

・但し、55以下でも逆転が見られる。数学で逆転するケース。土特の数学(発展・思考系)が逆転合格の原動力になっている

・一方、筑附のボーダー(=50%ライン)もほぼ同じながら、筑附は逆転が起こりにくい(内申点の配点が高い、理社があるなど、数学で一発逆転は難しい)。筑附も80%ラインは開成とほぼ同じ

・実は、開成必勝クラスの開成合格率>筑附合格率という関係

・開成志望の場合、英数理でハイレベルテスト偏差値60、国社で同55を目指すのが良い。これは実際の入試で、合格者平均点と受験者平均点の差を踏まえた考え方だと思われる


我が家の長男は、1学期はハイレベルテストの平均偏差値65に届いていません。9月の志望校判定模試は(順位を踏まえると、ハイレベルテストに換算した想定で)クリアー出来ていました。


突発的に偏差値65を超えても、平均で超えてくるのはハードルが高いです。平均60〜65は層が厚いのではないかと思います。


難関校への挑戦権という観点では、まず、偏差値60を超えてくることが重要です。


長男は1学期中は、ほぼ全てのテストでハイレベルテスト相当で5科目偏差値60のラインをクリアーできました。とは言え、このあたりがボーダーであるということも順位などを見ながら、実感しています。


開成オープンが立ち位置を図る絶好の機会となりますが、9月〜12月のハイレベル模試、9月・11月の駿台模試の合計6回の結果が、ハイレベル偏差値65相当にどれくらい近づけるのか、60ギリギリくらいになってしまうのか、受験校のラインナップに影響を与えることはないとは言え、1月以降の直前期の備え方や科目別の対策・時間配分(数学にどれくらい力を入れるかなど)も若干変わってくるかもしれないと思っています。