特に大きな問題がある訳では無いのですが、エビングハウスの忘却曲線について、一般にされがちな誤解についての備忘録になります。

まず、よく一般にされている最も大きな誤解は「このグラフにおける縦軸は覚えている量を示している」というものです。

しかし、正しくは「節約率」と言うことになります。

詳しく説明すると、記憶した後に、同じ内容を再び完全に記憶し直すまでに必要な復習の時間を記録し、それが当初必要であった時間と比較して、どれほど削減出来ていたかを「節約率」としてグラフ化したものです。

例えば、最初に記憶するのに10分かかったとして、その後、再び覚え直した時に7分で覚え直すことが出来たとすれば、当初の70%の時間にあたるので「節約率」は30%と言うことになります。

忘却曲線という名称で、右肩下りのグラフでもあるおとから、元々を100とした時に段々記憶量が減っていくというように解釈されがちだと思います。

エビングハウスの忘却曲線は「節約率」に着目したもので、これは「復習に必要な時間・労力」をもとに計算されたものです。

このグラフの一つの大きな示唆は、最初の復習はなるべく早くした方が良い、ということだと思います。何故なら「節約率」は学習直後から急激に低下してしまうため、後回しにしてしまうと「節約率」が低い、つまり「復習効率が悪い」状況に陥ってしまうからです。

単語の暗記の際には、同じパートを5日間くらい続けるのが良いというような考え方があると思いますが、正に、エビングハウスの忘却曲線を踏まえてのコメントなのだと思います。

このような結果も踏まえ、(一昨日の通りなのですが)引き続き長男は、理解出来た後は、超高速回転しながら英語学習内容の定着を図っていって欲しいと思います。