膝関節のなかにある前十字靭帯を損傷した場合は、他の靭帯の損傷とは異なり保存療法では治りにくいため、手術療法を選択することが多くなっているようです。
ただ、外力の大きさや方向などによっては、上記の複数の靭帯が損傷することもあります。
膝関節捻挫は、たとえ強い自覚症状がない場合でも、放置してしまうと膝関節の不安定性が生じ、次第に関節軟骨が摩耗する変形性関節症などにつながることがあります。
そのため、膝に強く負荷がかかったあと、痛みや腫れなどがある場合には、安静にし、医療機関で適切な診断を受けることが大切です。
骨なのか、靭帯なのか、軟骨なのか。
なにがどうなったのか。
大事なことであります。
難しいのは、ケガをしている場所の診断ではなく、なぜ痛いかの理由を見つけなければならない部分です。
言葉にすればそれだけですが、痛いところを指さしてもらうといくつかのパターンがあることが解ります。
前十字靭帯の損傷

スポーツ外傷として頻度が高く、ジャンプ後の着地、疾走中の急激な方向転換・ストップ動作、相手との衝突などによって、膝関節に異常な回旋力が加わって損傷します。受傷時には『ブツッ』という断裂音(だんれつおん)を感じたり、膝が外れた感じがしたり、激しい痛みを伴ったり、徐々 に膝が腫れて曲りが悪くなったりします。膝の関節内に出血が見られることは、大きな特徴の一つです。
(順天堂大学医学部付属順天堂医院 整形外科・スポーツ診療科HPより引用)
