これは、
2019.10.30.に書いた物です。
随分、昔に体験した
霊能力に関係する実話です。

不思議な事が好物の方は
是非、お読みください。

(本文、ここから↓)

20代に入り、
吉祥寺の1Kのアパートに
何とか引っ越せた頃、
コンコンとノックする音がして
開けると、(チャイムなど無し)
若い女性が立っていました。

何かの勧誘だと思い
「ご用件は、、、」と尋ねると
「私、イタコなんです。」
と答えるので、
「イタ子さん?(名前として)」
と再度尋ねました。

「違います、イタコです」
と、以下の説明を受けました。

   イタコとは、、、

   *普通の巫女で有ること。
   *神事を行うが
       霊能力は無いこと。
   *金銭的に苦しい為に
       副業可で有ること。
   *TV等で報道される
      派手な儀式など無いこと。
           (あくまでも彼女の
             修行場に於いて、
             他は分からないとの事)

そして
用件を訊ねると、彼女は
一枚の写真を差し出しました。
そこには
紛れもない私自身の顔が
写っていました。

「え?どこで撮ったの?
誰かから渡されたの?」と
驚いた私は聞きました。

すると
副業的に始めた「念写」の
フィルムに浮かび出た、
という説明でした。
しかも
何人かの巫女のフィルムに
同じ私の顔が浮かんだので
不思議な現象 故に
年長の方に言われて
彼女が会いに来たという
事でした。

住所名前は
うっすら飛び飛びに
別のフィルムに写ったらしく
東京都内、という事と
名前の一部しか分からず、
当時は検索機器も無いので
電話帳と地図を使い
とても苦労して迷いながら
たどり着いたらしいです。
(幸い5〜6件目で 
私に会えたらしいですが、
大変な労力です。)

加えて、私の名前自体は
当時、都内に十数世帯しか
存在していなかった為に
多少は、絞りこみ易かった 
らしいです。

次に
「ここ、痛いですか?」と
小学校時分の頭部手術痕を
指すので、更に驚くと、
写真の私の顔の部分に
白いモヤモヤが有りました。
まさしく手術痕の部分でした。

(レントゲンのような2次元的な
ものですので、眉、額と
重なってでは有りますが)

「実は9才の時に大手術をして
術後のカタル(後遺症的炎症)が
残ってしまった為に
まだ今も通院しています。
最初の手術後も継続的に
10回を超える手術を経て
今に至るのです。
雨の日や発熱時は痛いです。」

と言うと、彼女は
「やっぱり 手術痕だったのか」
と、呟き、少し考えていたので 
その白いモヤモヤの正体は
巫女の間でも はっきりとは
分からなかったようです。

あまりの驚きの連続に
それに対し私は何をすれば
良いのか訊ねましたが、
「お会い出来たので
それだけで良いです。
これで帰ります。お大事に。」
と言って 帰って行きました。

私は
霊的な世界の存在は信じますが
自分は絶対に立ち入らない、
というスタンスの考え方を
強く持っています。

ですから
こういう不思議な事に
「あぁ、念写は存在するのか」
と肯定はしますが
後は、ゆだねる感じで
自然体で、すぐに普通の生活に
戻ります。

ただ、この1年後に
もう お一人、似た方が
いらっしゃり
随分、驚いた次第でした。

この方は御年配の女性で
念写では有りませんでした。
神事に関わる職業でも無く
霊的能力が 強く
かなり長い期間
私が気に成って仕方がないので
訪ねて来られたそうです。

その方は、簡単に言うと
「さまざまな風景が見える」
という能力を お持ちでした。
どういう事か、 実は、いまだに
私には理解出来ずにいますが、
何故か、殆ど私の略歴を 
言い当てられたので
本物なのでしょう。
自分しか知らない出来事まで
あっさり言われました。

(職業では無く、自腹で
来られた。目的は別に無く
ただ会ってみたかったそうです)

後者の方の時は
偶然 友人も遊びに来ていたので
「結構 不思議で怖いね。」と
話していました。

この お二人様、

本人いわく見習い中で
高校卒業後に巫女を目指す
とても普通の明るい彼女と、

自分でも 色々な現象(?)が
見えて、生活に支障をきたす
程の厄介さを抱える御婦人、

今回は
さすがに 書いて良いものかと
しばし躊躇いましたが
むしろ、書き残す方が良いと
判断して書きました。
 
私にとって
このような不思議な事実は
まだまだ氷山の一角なのです。

できれば
辻褄が合う説明が欲しい、
とも思いますが、
まぁ、これも予定調和なので
逆らわずに 普通に仕事に
戻ろう、と思う私です。

*** *** ***

イタコの皆さん
失礼な表現が御座いましたら
お許しください。

霊的能力を持つ皆さん
私には理解不能な部分が多く
不適切に感じられた場合は
お許しください。

この書いている事実自体を
既に、ご存知かと思います。
職業としても
そうで無いとしても
健やかにお過ごし下さい。

*** *** ***

今回、書かせて頂いた御二人の
共通する特徴は、
私が吸い込まれてしまいそうな
割合薄い黒色の大きく澄む瞳の 
持ち主でした。

でも
能力の使用と共に
視力は無くなって行くらしく
お大事に なさるよう
ご祈念申し上げます。

実話です。
読み易く簡潔に短くしました。

今回の
理解しづらい内容の乱文を
お読み頂いた方、 
大変、有難うございます。
       たるとと

             2019.10.30. 記