こんにちは。

今週ブログ担当の虹J虹です。


東日本大震災発生より3週間が経過しました。

犠牲となられた多くの方々、被災され今なお避難されている多くの方々に対し、心から御悔やみと御見舞いを申し上げます。



当日、私は下校した娘と駅で合流直後地震に遭遇しました。慌ててクリニックへ戻り、皆の無事を確認。

その夜は、入院されている方もいらっしゃったので、院長は当直で私と娘は帰宅しました。余震が続く中大人の私も不安でしたが、その不安を娘も感じ取ったようで「パパはペルフェで居なくて、また地震がきてママが死んじゃったら私はどうすればいいの」と泣かれてしまいました。「ママはどんな事があっても死なないから大丈夫!」と励まし自分をも奮い立たせ、避難し易いリビングで添い寝したのでした。きっと皆様も同じような思いをされたのではないでしょうか。


本日より4月。新年度の始まりでもあり、地震の影響により営業を見合わせていた施設や店舗などが営業を再開されたとの報道を耳にしました。その一方で、避難所とされていた場所の再開に伴い、避難されていた方々が退去を余儀なくされている事実に心が痛みます。我が家を失った方々や原発の影響により、我が家を離れなくてはならない方々の、一日も早い安定と復興を願ってやみません。

また私達は、プライバシーが確保されている住み慣れた我が家があり、家族皆無事で命ある事に感謝しつつ「今、私にできること」を考えて実践していかなければと思います。


ここ数日は、実施が見送られている「計画停電」。地域により実施回数にばらつきがあり、以前住んでいた神奈川の知人宅では、既に7回(日によっては2回とも)実施されたと聞きました。クリニックではまだ一度も経験しておりませんが、我が家では1回(18時半~約3時間)実施されました。確かに報道などにもあるように、不公平感は否めません。。。が、実施される回数が少ないエリアだからといって必要以上に電力を消費している訳ではありませんよね。我が家でも、節電を心がけ実践しております。


先日テレビにて、電力の消費を少しでも抑えられるポイントをやっていました。それに倣い、我が家の実践術を一部お伝えしますね。


*電力消費が多くなる時間帯の炊飯を避け、炊きあがり後すぐに(白飯の入った)内釜を取りだし、ラップをかけて全体をバスタオルで包みそれを蓋付きの発砲スチロールへ入れる。【炊飯器の保温機能を使わない】

 ↑これはかなりよいです。計画停電の実施される3時間くらいは余裕で保温可能です。蓋付き発砲スチロールは、ホームセンターなどでも買えますが、我が家ではパルシステムの回収される前の自宅で保管している間だけ代用させてもらっています。(無断ですが。。。ごめんなさい)


*冷凍冷蔵庫は、冷凍庫は隙間が無いように詰める。(保冷剤などをうまく活用)冷蔵庫内は少なく、開けるときはねらいを定めてパパッと閉める。(計画停電時、有効なようです)


*電力消費の高いものの使用を控える。

 →アイロンは極力使わない。ハンカチやシャツなど少々のシワは目をつぶる。

 →ドライヤーの使用時間を短めにするべく、タオルでよく乾かし後頭部(首の後ろ)のみ乾かす。


他にも、待機電力を無くすことや着るものの調節をし暖房器具を使わないなど・・・既に皆様も実践されていらっしゃることでしょうか。


一言に「節電しましょう」とだけ強調されても、具体的に示さなければ実行し難いですよね。自分なりの節電の形(情報や知識)をみんなで共有することにより、小さな一歩が大きな力になるのだと思います。限りある資源、次の世代まで繋げる努力をしたいですね。




クリニックでは以前、停電時の自家発電は備わっておりませんと院長のブログにてお知らせしていたかと思いますが、プロパンガス式の発電機は備えております。停電時、とくに緊急帝王切開などの際には十分に対応できる発電機ですので、ご安心ください。また、防災グッズも用意しております。



STAFF BLOG-防災グッズ

(肩まで覆う防災頭巾・スリング・笛・懐中電灯など)




STAFF BLOG-我が家の灯り

↑ こちらは、我が家の計画停電用に準備したランタンです。

小さいですが、天井にキティちゃんが映し出され不安がって

いた娘もリラックスしていました。




虹虹