ポイント解説
太陽は双子座を運行し、この期間全体を通して派手なロケットスタート感のある牡羊座の木星・火星と調和する。
勢いよく未知の荒野に旅立つ、突撃しつつ、同時に忙しくアンテナを動かしつつ、冷静に風を読む（新しい知識を吸収する、学ぶ）、という感じ。
風の流れや他の機の動きを読みながら、ジェット機をスピーディに巧みに操縦するパイロットのようだ。
しかし水星や金星は牡牛座にあり、アスペクトも複雑。まるでアトリエにどっしり腰を落ち着け、一つのキャンバスに向き合ってじっくり作品をこさえていく画家のようだ。
視野は広大で見える景色はビュンビュン移り変わっていくが、それを表現する方法はじっくりどっしり重厚
ジェット機パイロットと職人的な芸術家
例えるなら、変化の激しい都市の雑踏の風景を見ながら、その印象を生け捕りにするように、手作業で一つのタペストリーに織り込んでいくような。
そんな感じの星模様だ。
さて、雑多にスピーディーに広がってゆく風景と構想、そしてじっくり重厚な表現手段、この相反する感覚が同居するこの期間、どうするどうなる？
以下、各日時についてのレヴュー
ちょっと要注意かも、の時間帯には■
どっちに転ぶか測り難い場合は◆
素敵な予定を入れるのに良さそうな時間帯に◯
特に素晴らしい時間帯には◉
で評価しております。
☆6月1日０時くらいから正午あたりまで、双子座の月が土星（♒️）と調和
（公共的なルールについて、またはルールに沿って、広い視野で語る知的な言葉、真面目な議論）
5月31日〜6月10日まで、水星（♉️）と土星（♒️）は90度 ＆ 冥王星（♑️）と調和
（強制的な言葉の規制をするされる。または重々しい反省の言葉。または難解かつ深みのあることを時間をかけて学ぶ。または時間をかけて形にする。
この期間、特に固定サインに水星がある方は言語活動において上記のような重々しさを味わうかも）
総評
◆火サイン（♈️、♌️、♐️）や風サイン（♊️、♎️、♒️）に個人天体を多く持つ方は特に、知性が磨かれる時。視野を広げつつ重みある言葉を学ぶ。知的・文化的なイベント、読書や学習関連に向く
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☆6月1日１４時５０分〜6月4日の３時４０分まで、月は蟹座♋️
・１日の１４時５０分〜2日の正午あたりまで、月は金星（♉️）と調和 ＆ 火星・木星（♈️）と90度
（親密な仲間と共に美的なものや快楽的なものをゆったり味わう、または形作ってゆく。その中で暖かい思い出が蘇る。同時に、いきなり新奇な未知の感覚が激しい勢いで割り込んでくる。馴染みの料理屋さんの馴染みの料理にいきなり未知のスパイスがぶっかけられるような。または怒りや興奮で場がかき乱されるような事）
・2日の正午あたりから4日３時半あたりまで、月ー天王星・水星（♉️）ー海王星（♓️）と調和 からの冥王星（♑️）と180度へ
（新奇なテクノロジーで生まれ変わったお馴染みの味わい。刺激的な知的好奇心をそそられつつ心地よく酔う。さらに地下の闇に潜在していた濃厚なえぐみを知る）
6月3日夕方あたりから、水星は順行に転じる。
（思考や言葉が前向きに、と言いたいところだが、牡牛座にあり、しかも土星との90度もあるのでしばらくは重苦しく、勢いが出ない水星）
総評
◆特に水サイン（♋️、♏️、♓️）地サイン（♉️、♍️、♑️）に個人天体を持つ方には、馴染みの場や人の輪の中で憩いつつも、そこに外部から新奇な刺激がぶち込まれる驚きを味わいそう。ハプニングやスパイシーな味わいを期待するならば何事も楽しめそう。
◆活動サイン（♈️、♋️、♎️、♑️）に天体を持つ方は、結構な動乱がありそうだ。予定外の突発的なものにかき乱され、わたわたとしがち。未知の興奮や刺激が期待できるが、一方怒りや衝動で場がかき乱されかねない時でもある。真面目な予定、またはまったりした時間を過ごすには向かない。
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☆6月4日の３時４０分〜6月6日１５時２０分まで、月は獅子座（♌️
・4日の３時４０分から5日の２０時くらいまで、月ー火星・木星（♈️）ー太陽（♊️）で小三角、同時に金星・天王星（♉️）と90度
（結構派手で複雑な配置。ステージに立ってマシンガントークで湧かせる芸人が、同時に贅沢で華美な持ち物を見せびらかそうとするような。そこにはちょっと過激なな逸脱感や予想外のハプニングも）
・5日の２０時くらいから6日の１５時２０分まで、月ー水星（♉️）ー土星（♒️）でTスクエア
（トークやパフォーマンスの行き過ぎが厳しく諌められる感じ。公的な基準やルールに言葉が無理に押し込まれる可能性も。または話の内容が真面目で重々しいテーマに移行しそう）
総評
◯4日〜5日の日中は、特に火サイン（♈️、♌️、♐️）や風サイン（♊️、♎️、♒️）に個人天体を多く持つ方はかなりトークや行動に派手派手しい勢いが出そう。刺激的なライヴパフォーマンスをしたり鑑賞したりするには吉
■５日〜6日にかけては、特に固定サイン（（♉️、♌️、♏️、♒️）に天体を持つ方軋轢含み。自由な発言が規制されるような萎縮感を味わうかも。楽しい予定には向かない
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☆6月6日１５時２０分〜9日の０時２０分まで月は乙女座♍️
・6日１５時２０分〜8日の早朝にかけて、月と金星・水星・天王星（♉️）が調和 同時に太陽（♊️）と90度（上弦の月）
（増えすぎた知識や素材を整理したり修正しつつ、そこに細かな調理を加えてまとまりのある美味しい料理に仕立て上げていくような感じ。無駄を省きつつ、繊細に手を加え密度の高い質の良いものを作る、または味わう）
・8日の早朝〜9日の０時２０分 月は海王星（♓️）と180度 ＆ 冥王星（♑️）と調和
（夢想的、幻想的なヴィジョンに誘われる。夢や幻想を繊細なタペストリーに織り込むような）
総評
◯特に水サイン（♋️、♏️、♓️）地サイン（♉️、♍️、♑️）に個人天体を持つ方は、繊細な感性を物づくりに生かせそうな、または繊細な感性でこさえられたものを味わえるような時。言葉や物語を含む創作・編集作業や芸術鑑賞などに向く。
◆柔軟サイン（♊️、♍️、♐️、♓️）に個人天体をいくつか持つ方は、結構忙しい時。言葉における実用性と夢想的快楽性の間で揺れがち。まったりゆったり休みたい感じの予定にはあまり向かない
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☆6月9日の０時２０分から11日の５時４０分まで、月は天秤座♎️
・9日の０時２０分から10日の日中、月は木星・火星（♈️）と180度 ＆ 太陽（♊️）と調和
（非常に賑やかで刺激的な楽しみに満ちた配置。興奮が爆発するような新しい出会いと、笑いと新しい刺激に満ちたマシンガントークのような）
・10日全体 月ー太陽（♊️）ー土星（♒️）で風のグランドトライン
（様々な立場の人々との、なごやかで真面目な異文化交流。知的な意見交換。偏見が正され視野が広げられ、相互理解が深まる）
・10日２１時くらいから 11日の５時４０分くらい 月は冥王星（♑️）と90度
（権威的なものからの強制的な圧力がかかる。または話の内容が死や闇深い恐怖に引きずられる）
10日〜13日あたりは、金星（♉️）が天王星と合となる。アート関連や恋愛も含む社交面で、電撃的な驚き（驚きの出会いまたは突然の分断）、または何らかの逸脱行為が見られそう。
または蓄積された富や、色や五感の喜びに関する異変、新奇なテクノロジーに触れるような事
特に金星や月が固定サイン（♉️、♌️、♏️、♒️）にある人は影響が強く出るかも。
総評
◉火サイン（♈️、♌️、♐️）や風サイン（♊️、♎️、♒️）に個人天体を持つ方は特に、刺激的な出会いと新鮮な知的面白味、また他者との活発な交流に満ちた時。未知の刺激がありそうな場や面白い出会いがありそうな場に出かけていくと良いかも
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☆6月11日の５時４０分〜6月13日の７時半まで、月は蠍座♏️
・この期間全体：月は金星・天王星（♉️）と180度、からの水星（♉️）ー土星（♒️）とTスクエア
（官能的な快楽欲の追求、または富の独占欲の追求において、逸脱行動をする。または過激な刺激を得ようとする。しかし一方、公的なルールによる制限がかけられる、または外部からの厳しい規制の声が上がり、板挟み状態）
総評
■特に固定サイン（（♉️、♌️、♏️、♒️）に個人天体を持つ方は軋轢含み。個人的な独占欲の暴走と、それを制限するルール。身動きの困難な板挟み状態に陥りがちかも。
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☆6月13日の７時半〜6月15日７時１５分まで、月は射手座♐️
6月14日２０時５０分、♊️ー♐️間で満月。海王星（♓️）を間に挟んだTスクエア。＆火星（♈️）が調停。
満月と同時に水星は双子座へ。
様々な夢想的イメージがランダムに自由連想的に混交・混合するシュルレアリスティックな詩的言葉が勢いよく溢れ出すような「夢日記を出版します！」みたいな、そんな満月
さて
改めて講座告知も
6月4日の土曜13時より、占星術初級第1回目をやります
第１回は「10天体概論と、12サインのエレメントとモード」です
天体やサインエネルギーの根っこについて、古典の気質論なども交え、深掘りします
参加者のチャートを題材に実践読みも豊富に行います。
途中休憩入れて大体4時間の講座
初回受講料はお試しとして半額の3500円。洋書翻訳抜粋なども含む豊富なテキスト付きです
リアルタイム参加が難しい場合は、録画受講も受け付けます
基礎からやりますが、一通り勉強してみたけど、ホロスコープの諸要素についてもっと詳しく深くつかみたい、という方にもオススメします。
天体、サイン、ハウスなど
これらは決まりきった部品のようなものじゃない
むしろそれぞれが生きて蠢く樹木の幹のようなもの
土星の樹、金星の樹、～座の樹
色々見聞きする毎に、１つ１つの幹から多様な枝葉や果実が生成されていくもの
それぞれの樹木からどんなものが派生していくのかを見守る旅だ
それぞれがどんな生態の幹なのか、またそこから実際のどんな旅に導かれ得るのか、
占星術学習者また実践者としての、自分自身の15年程の旅のエピソードも分厚く盛り込んだ講座になります。
何より私自身が他者の人生の旅のエピソードを聴きたくもあります。
シリーズ講座ですが、単発受講でもOKです
ご興味ある方はkoikekazuki0224@gmail.comまで、よろしくお願いします。