さて、月は、狭く深く濃く潜りこむ蠍座(水・固定)から、高く遠くへ飛んででっかく見渡す、という射手座(火・柔軟)へ。



今日の夕方から10月8日の早朝までだ。



蠍座は特定の他者の気持ちと混ざり合う。しかし射手座は不特定多数の異物たちとぶつかり合いながらダイナミックに領土拡大していく。そんな力をくれる。

これが世界のすべてと思って潜っていた深い穴蔵(蠍座)から出て、周囲を広く見渡してみた。するとまた別様の穴蔵があちらこちらにあることに気づいた、という感じだ。



世界は1つではなかった。ここだけではなかった。

遠くまでいってみたくなる。まだ知らないもっとすごいものへと手を伸ばしたくなってくる。



未知の異言語たちのひしめく広い世界。それをまるごとつかみ取りたい、遠い世界に触れて痺れたい。だから射手座が感じさせるのは形式も論理も超えた生命のプリミティヴな躍動感そのものの強度。

表層的な差異を超えて感じとれる魂の色彩。それらの雑多な共鳴と摩擦の場として射手座はこの世を眺めさせる。そしてより熱く大きく成長した魂を求めて、山も海も超え冒険へと出かけさせる。





特に影響を受けやすいのは火や風サインに重要な個人天体がある人人 
 


さて射手座の月山羊座に移るまでに、木星、太陽、海王星、土星、天王星などと多彩なアスペクトをとる。




メインとなるのは天秤座にある木星と太陽とのセクスタイルだろうか、



>遠くにいる自分にとっての大きな存在(太陽・木星)とコンタクトをとり、協力関係を結ぶ(天秤座)という感じ。

自らの精神性の向上のため(射手座の月)に、その人の手を借りるのだ。


広大な世界観を持つ遠くの誰か(木星)の中に熱源(太陽)はあり、月は協力関係を結ぶとともに光を受ける。




これは調和角でかかわる上、木星はもともと射手座の支配星である。遠くにいる大きな人はあなたを好きになるし最大限の支援をしてくれる。



しかし月は土星と合にもなる。
ここには、長くかかる重い課題(土星)が介在してもいるということ。


そして海王星とスクエア


重い課題(土星)からの逃避願望(海王星)にもかられるたりする、というわけだ。



だが結局は牡羊座の天王星とトライン

自らの殻を破る(天王星)ための新しい試みへと意気揚々と進んでいこう(牡羊座)、となるのではないだろうか。







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