写真はるしえるさんと、2日目ご一緒した、今度2人共同主催でホロスコープ読み会をすることにもなっている美月さん(「イリス」というユニット名まで考えてくれた)


ルマット代々木には2日連続で通った(ルマット、とはつまりLe matすなわち『愚者』のことである。)

芳垣氏・るしえる氏のタッグは
我が国の占星術界隈における最高峰の知性同士の、コンジャンクションでありトラインでありスクエア、だね


つまり芳垣氏の月とるしえる氏の太陽が、
ともに風サインの双子座で結託・増幅させあい

るしえる氏の魚座の月と芳垣氏の蟹座の太陽が、
水サイン同士で同調・協力関係を結び

互いの月サイン同士は、
魚と双子で異質な視点同士を交錯させ合う


床下浸水みたいに他者の秘密の間に侵入して、自分自身そこの空気に染まってしまうのは水サインだ。

で、窓を穿って部屋の中の空気と外の空気とを交流させんとするのが風サインだ。

他者を自分自身だと思う水サイン、自分の中に異なる他者たちが行き来する風サイン

内なるものに感染する水、そして内と外を媒介し感染の連鎖を生み出す風

同化と異化

海の底に沈んでいる石を抱きしめ、それが外の陸の道を行き易いように抽象的な乗り物に乗せる。

それは出会う他者に反射してゆく、他者からの反射に面白いものを見て、それを考えてみる、味わってみる。意味が生まれる。また別の他者たちに、伝える。

エッセンスを引き出す、それをいろいろな視点から眺める、考える、そして伝える、導く、知恵の光で高揚させる

2者の水と風の結託と交錯に、占星術師像の手本ってものが見えた気がする。



ところで、

自分のチャートの3ハウスの月@射手座・天王星合
についてのはなしで、

「乗り物」に関して何か執着を覚えたりしなかったか、みたいな質問をされてそのときはあいまいな返答しかできなかったのだが、よく思い返してみると、というか自分の「月」エピソードで話し忘れていたことで、幼少期の将来の夢が宇宙飛行士だった、というのがある。

ということで、自分が乗り物に特別な魅惑を覚えたとすれば宇宙船だったと思う。


射手座の月、この世界を丸ごと俯瞰して眺めてみたい。
天王星、不自由な囲いから離脱したい、つまらない人間(観)からも地上からも
3ハウス、交易のためにさまよう


これらの欲望のエッセンスが、小さいときは宇宙飛行士、宇宙船という形に投影され、今では占星術とそれを語る言葉なのか