フィレンツェの隠れた憩いの場にて | フィレンツェ暮らしアレコレ

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フィレンツェの中心街から郊外に移り住んでマッタリのんびり?
そんな日々の生活の中で気付いたこと感じたことなど

こんにちは。

今日の午後、ボルゴ・ピンティの、フォーシズホテルの向かいのエリオ・キアネジ庭園 Giardino Elio Chianesiに立ち寄ってみると、普段は午後閉まっているこの庭園の奥にあるコミュニティガーデンOrti Dipintiが開いていました。



最後に見たのは1ヶ月ほど前だったので、菜園や木々の緑が思った以上に元気に成長していました。

イベントに使うテーブル席の上のパーゴラはジャスミンが咲いて心地よい香りを運んでくれていました。


普段しまっている時間だからか、人気が無く、小鳥の囀りとキツツキかな?という音が聞こえてきたり本当に気持ち良い時を過ごす事ができました。

 素敵な所には素敵な人がやってくるのか、未だおしゃべりができない小さな子供さんを乳母車に乗せたお母さんがやってきました。

 なぜ気が付いたかというと、お子さんに話しかけているんです。 それを私、何か尋ねられたかと思って声がした方を向いたのです。

 すると、その方、すみません、子供に話しているだけなので、気にしないでくださいといって、園内を、お子さんにどっちにいきたい? こっちに行くと○○があって、あっちに行くと⬜︎⬜︎があるよ、など穏やかに話しかけているのです。そしてその後絵本か何かを読み聞かせしている声がけ聞こえていました。

 スマホが普及する前は当たり前にみられた光景なのかもしれないのですけれど、最近公園などでよく見るのが、スマホに視線がいっていて乳母車内のお子さんを見ていない人が多いこと、誰かと一緒にいてもその場の相手に集中せずにお互いスマホに集中していたり、私も家族の前ではやりがちで、ウェブで繋がることのできる時代だからこそ、同じ場を共有している貴重性を大切にコミュニケーションをとっていこうと思いました。


 今日も最後までご覧いただいてありがとうございました。

私はフィレンツェを拠点に、イタリア政府公認観光ガイドをしています。

 美術館案内に街歩き、ワイナリー訪問など、プライベートガイドも承っておりますので是非、下記のホームページからお気軽にお問い合わせ下さいませ。(1時間50€で承っております。)

定番のウッフィツィや大聖堂はもちろん、フィレンツェの旧市街地のエノテカ(酒屋・ワインバー巡り)、シエナやピサ、オルチャ渓谷などご旅行のご相談やアドレスをさせて頂きます。

 添付の私のホームページのお問い合わせから是非お気軽にご連絡くださいませ。

皆様のお越しをお待ちしております。