ミケランジェロの丘のアイリス園 | フィレンツェ暮らしアレコレ

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フィレンツェの中心街から郊外に移り住んでマッタリのんびり?
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こんにちは

フィレンツェも今週末は例年並みの暑さでした。

Facebookを見て、今年まだアイリス園に行っていなかったと思い、盛りは過ぎただろうけれど、例年より肌寒い日が多かったのでまだ花が残っているだろうと行ってきました。

ここは季節営業で、品評会を兼ね、4月末ごろから5月末頃の花の季節だけオープンされます。

入場は無料で募金をお願いというスタイルで、運営団体による苗や石鹸本などの販売もあります。

今日は天気に恵まれた日曜日で大勢の人が思い思いに園内でよったりくつろいでいました。

 ミケランジェロの丘の東側斜面なので西側斜面のローズガーデンはクーポラなどフィレンツェの旧市街地が見えるのですが、アイリス園は、フィエゾレかやフィレンツェのサッカースタジアムなど、住宅街エリアのパノラマとなります。

 アイリスはちょっと盛りを過ぎていましたが、まあまあ花が残っていました。先週が見頃だったような気がしました。




私は日本の菖蒲の凛とした清楚な雰囲気の方が好きなのですが、華やかでカラフルかつ品種によって様々な香りのジャーマンアイリスには菖蒲とは異なる魅力があります。

 園内の下の方には池があり、睡蓮がさき、湿地を好む品種のアイリスが植えられていました。

池の中を覗くと金魚やメダカのような小さな魚がたくさん泳いでいました。

この池を利用して日本の菖蒲も鑑賞できるようになれば嬉しいなぁ、と思います。

この園内には、オリーブ、ばら、ザクロ、エニシダなど他の植物も目を楽しませてくれます。オリーブとざくろは咲初めで、バラとあまり見たことのない白い花が見頃を迎えていました。


googleレンズで調べて見るとどうやら八重の卯木の花でした。

 卯木の仲間に梅花卯木という香りが良い花があるのですが、(今日見た花と全く異なるふぜい)その花を知ったのは30年前の初イタリアの最終地、ローマのホテルのエントランスの植え込みで満開に咲き誇っていて優しい香りが漂っていたのがその旅行の最後の印象的で、帰国後偶々苗を見つけ、当時は奇跡だ!と思ったものですが、実は中国日本が原産で明治の頃日本からヨーロッパにもたらされた植物だったのですね。

 今はスマホですぐ検索できて本当に有難いです。

 園内を出る前に運営団体が販売しているオリジナルアイリス石鹸を購入しました。

 毎年恒例の花のイベントの今年の記念です。

私はフィレンツェを拠点に、イタリア政府公認観光ガイドをしています。

 美術館案内に街歩き、ワイナリー訪問など、プライベートガイドも承っておりますので是非、下記のホームページからお気軽にお問い合わせ下さいませ。(1時間50€で承っております。)

定番のウッフィツィや大聖堂はもちろん、フィレンツェの旧市街地のエノテカ(酒屋・ワインバー巡り)、シエナやピサ、オルチャ渓谷などご旅行のご相談やアドレスをさせて頂きます。

 添付の私のホームページのお問い合わせから是非お気軽にご連絡くださいませ。

皆様のお越しをお待ちしております。