ハイシーズンのウッフィツィ美術館の下見 | フィレンツェ暮らしアレコレ

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フィレンツェの中心街から郊外に移り住んでマッタリのんびり?
そんな日々の生活の中で気付いたこと感じたことなど

こんにちは

 観光ガイドの仕事も細々と戻り始め、コロナ禍以降、色々ルール改定が相次ぐ美術館の中でもフィレンツェ最重要美術館、ウッフィツィへ下見に行きました。


 ウッフィツィはウェブ予約はあくまでバウチャーで、チケットではないので、これまで同様、3番窓口で本券に引き換えねばなりません。(チケットの引き換えはチケットの予約時間の15分前からを基本としています。)訪れたのは比較的混む午前10:00頃だったので、予約交換窓口にも少し列ができていました。

 その後、ウフィッツィの入場待ちの列に並び直しです。

 列は一見長いように思いましたが、結構流れが良くあまり待たずに入場できました。

 お気をつけいただきたいのが、車椅子をお使いになられる方で、入り口がこれまでと全く異なる場所になっています。

場所は予約チケットの交換窓口と、当日券のチケットオフィスの間です。

 ウッフィツィ館内は車椅子の無料貸し出し(身分証明書を預ける必要があります)があります。足が不自由で長時間歩行、立ちっぱなしが難しい方は車椅子を借りる事をお勧めします。

 当日チケット窓口の列は思ったほど伸びておらず


(写真右の明かりがついているところがチケットオフィスの入り口です。)

 現在来場者が増えたとはいえさほどではないからか、ここで当日券を購入した人も予約し、本券を発行してもらった人も一緒の列に並んで入場となっています。

 もしチケット予約購入せずにフィレンツェに来られて、やっぱりウッフィツィ見学しようかな、と 思われた場合も、コロナ禍前のように1時間以上待つ必要は無い現況です。

そして、ブックショップに郵便局が再オープンしていました。


 絵葉書を出したり記念切手を買うなどの郵便局の利用者が減っているからなくなるのではないかと思っていたので嬉しい驚きです。

日本までは絵葉書、2.4€とのことでした。

記念切手の用意もあります。

 そして館内は最上階はコロナ禍前と同じぐらいの混み具合(ショートコースは最上階のみの見学)ですが、ヴェネツィアのルネサンスを代表する絵画のウルビーノのビーナス、そしてカラバッジョの初期の代表作が展示されている2階はかなり空いていました。

部屋割りの細かさと見学時間の兼ね合いから団体旅行者は最上階のみが定着しているからかもしれません。

 早く平常化して皆様がより気楽にお越しいただけると良いなと思いながらの久しぶりのウッフィツィ見学でした。

 暑いからこそより美味しく感じるものや事を楽しみつつ暑さを乗り切ろうと思います。

 日本は今日から夏休みですね。

 充実した夏休みになります事を願います。

今日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。