サンタマリアノヴェッラ聖堂の日時計 | フィレンツェ暮らしアレコレ

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フィレンツェの中心街から郊外に移り住んでマッタリのんびり?
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こんにちは

今日は春分の日、以前撮影した写真がgooglフォトから上がってきて、サンタマリアノヴェッラ聖堂の日時計のことを思い出しました。


 入場にちょっと時間がかかり、すでに光は印の外になってしまっていましたが、普段目で見ない太陽の光の動きが、意外に早いことを実感しました。

日時計は2カ所有ります。

天井と壁の境界の所に小さな穴と、ステンドグラスの中の左寄りの中心より少し下方です(ピンクで囲った中の白い所です)





以前見た時は曇り空で見づらかったのですが、今日はクッキリ見えました。

 

(日時計の先端冬至の印です。)

フィレンツェの大聖堂にも有るのですが、主祭壇の奥の観光入場エリアでは無い所です。

 また、教会が正午から4時まで閉める所がほとんどなので、正午に合わせて作られている日時計の光の動きを見るのは難しい場合が多いのですが、サンタマリアノヴェッラ聖堂は美術館として、昼休み無く営業を続けているので見学が可能です。

 3月最終の土日の深夜に夏時間になるので夏時間期間はは13時になります。


夏至のマークの側にジョット初期の作、磔刑が有ります。


そして聖具室に有る、長い間閉まっていたブックショップが開いていました。


大理石の手を清める水盤の周りはロッビアファミリーの最後のジョバンニの作品です 


そして驚いたのが、シャンプー、石鹸、香水、クリーム、ルームフレグランスなどの販売が行われていました。

サンタマリアノヴェッラ薬局の物ではなく、アレッツォ県とフィレンツェ県の間のカセンティーノと呼ばれる地域に有るドメニコ会の僧院の製品とのことでした。

サンタマリアノヴェッラ薬局は教会から離れて別の運営になっているので教会内では販売していません。

 なんだか紛らわしいのでお気をつけください。