【成田空港→チューリッヒ1泊→フィレンツェ空港/ その1】の続き、ホテル内ついて。
ホテルに入るとフロントらしきものはなく、カフェスペースにスタッフが1名いるのみ。
その周りに広がるエリアは、PCを開いてもよし、ゆっくりと寛いでもよし、自由に食事をしてもよしの共有スペースとなっていました。
このホテルのグッズ販売コーナーもありましたがお値段は高め、はいここはスイスです!
チェックインはこのフロアに数台ある機械に予約時に届いた予約番号と名前を入力すると、予約の際に入力したメールアドレスに4桁のPINコードと部屋番号が送信されます。
ホテル内でWI-FIを繋げるには、チューリッヒ空港のWI-FI接続画面へいき、「buy more Wi-Fi time」をクリックしホテル名を選び、パスワードに予約番号を入れればOKです。
(接続の仕方は2022年4月中旬現在のものなので、最新情報はホテルにて再度ご確認ください。)
PINコードはそのままカプセルがある部屋及び自分が寝るカプセルに入る時の暗証番号となります。
フロントなし=無人サービスに慣れていない私はやり方が分からなかったので、スタッフの方に聞きました。
分からなければ聞く、それが一番です。
私が予約した部屋は女性専用で、その部屋の中に20くらいのカプセルがありました。
カプセルホテルというと中央の通路の両脇にカプセルが2段で並んでいるイメージですが、ここはゆったりとしたスペース内にカプセルが配置されておりとても快適でした。
通路を挟んで両側2段タイプの一般的な部屋もあったので、それは女性専用ではないのかもしれません。
各カプセルの下にスーツケースを置けるスペースがあり、ここに入らない場合にはスタッフに言えば荷物を預かってくれるので安心です。
カプセルに入ると壁の片面が鏡になっているので圧迫感がなく、フカフカな布団・バスタオルとスポーツタオルくらいの大きさのタオルもありました。
スリッパも含めその他のアメニティはありませんが、シャワールームには備え付けのボディーソープとシャンプーがあります。
リンスはありません。
シャワーとトイレは充分な数がありとても清潔で、各シャワールームの前には脱衣所もあり鍵もついているので安心して使用出来たのが嬉しかったです。
シャワーとトイレがあるスペースの奥には樽にぬるま湯がはってあるSPAがありましたが、さてこれは裸で入っていいのかどうか分からず、また衛生上のことも考えて入るのはやめておきました。
パワーあるドライヤーが3つあるので、ロングヘアーの方もすぐに髪の毛を乾かすことが出来ます。
長い飛行時間の後、シャワーを浴びてさっぱりしてから寝られるのがいいですね。
このホテルにはカフェのみでレストランはありませんので、食事をしたい方は空港内のレストランに行くかスーパーで購入して共有スペースで食べるか。
朝食は予約の際に12.50CHFで追加してもいいですし、当日の朝、食べたい物・飲みたい物だけを頼んでその分だけ支払うことも可能です。
12.50CHFに含まれているのは、パン、シリアル、ヨーグルト、果物、飲み物(確か2杯まで)。
翌朝のチェックアウトも機械で行います。
既に成田空港でのチェックインの際にチューリッヒ→フィレンツェまでの搭乗券も出ていたので、チューリッヒではチェックインをする必要はありませんでした。
ホテルの目の前にあるCheck-in 1の建物に入り、そこからDeparture all Gatesの看板に従って進み、荷物検査を通りフィレンツェ行きのゲートへA/Bへ。
荷物検査に結構時間がかかるので、早め早めの行動をお勧めいたします。
生まれて初めて泊まったカプセルホテル。
「身分証明書の提出なし」「鍵はPINコードというシンプルさ」「旅行の必須アイテムがスマフォ」という時代の流れを感じつつ、快適でしかも途中で1泊出来るので気分転換にもなり、想像以上に楽しい時間を過ごす事が出来ました。
そうそう、このホテル内の香りが良く、そういった意味でもリラックス出来る空間でした!
航空運賃が安くて所要時間が短い方がいいですが、今後航空運賃が高くなるようであれば、宿泊代を払っても安ければこの1泊ルートもいいなと思った2022年4月日本→イタリアへの移動でした。
何か今後の参考になれば嬉しいです。