<11th July Thus>

ドイツでやってるサッカーのEuro2024でイングランドが決勝進出お祝い。昨夜の準決勝はオペラに行ってたのでテレビで観られなかったし、日曜日の決勝もコンサートに行くので観られませんが、ここまで来たら優勝して欲しいものです。

今夜はWigmore Hallでご贔屓テノールのNicky Spenceのリサイタルをかぶりつきで聴くのを楽しみにしてたのに、なんと病欠でキャンセルと昨日連絡があり、急に余った時間はだらだらとネトフリとYoutube・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7月7日はWigmore Hallのバロック音楽コンサートへ。

お目当てはアレクサンダー・チャンスで、4月に初めて聴いて気に入ったカウンターテナー

 

このコンサートが売り出された時は彼のことは知らなかったので切符買ってなかったのですが、Wigmore Hallには切符が100枚以上とか売れ残ってると、当日一時間前からその日の最低値段でどの席でも買えるというありがたいシニア割引があって時々利用してますが、この日もそれで隅っこですが前から5列目が買えました。切符の値段は出演者の知名度と人気によって違いますが、最低値段はどれも18ポンド。

 

楽器だけの曲が多くて歌は少ないでしょうが、最後のヴィヴァルディのNisi Dominusは大好きだからこれだけでも行ったかもしれないし、London Handel Playersの演奏するヘンデルとヴィヴァルディはどれも素晴らしくて、隅っこだと観客が楽しんでる様子もよくわかりました。

 

隣が壁のこの席は写真撮る時に腕を高く上げても迷惑は掛からないのが便利。

 

親の七光りは通用しないクラシック音楽界で親子で同じカテゴリーは珍しいですが、往年の英CTマイケル・チャンスの息子で、甘くて細い声は大の好みで、しかも長身イケメンドキドキ。そこそこの時間歌ってくれて、かぶりつきならもっと楽しめたでしょうが、これでも充分満足。

 

 

9時半に終ったのでまだ明るかったですが、Wigmore Hallの裏口から出て駅に向かう途中に花(ペチュニアかな?)がたくさん咲いてる素敵な家があり、コンサートの感動でますます美しく見えました。 この辺りは私が一番住みたい所で(高いから無理ですが)、ここに住んだらWigmore Hallにもしょっちゅう行くでしょう。