<9th Mar Thus>

チャールズ国王が糞ハリーを戴冠式王冠1に正式に招待したそうです。これは予想通り。で、①夫婦で来る、②彼だけ来る、③来ない、のどれかに賭けろと言われたら私は②彼だけ来る、かな? イギリスでの居所から追い出したのは「来るな!」という意味なのでしょうし、来て欲しくはないですが、来たら来たで面白いし、苦しいことが多い日常で国民の一種の逃避になってる話題を提供するのも王室の役目。ところで日本には誰が招待されたのでしょうか? 天皇陛下ご夫妻でありますように・・。

あと一週間で日本に行くというのに、珍しく風邪をひいて、熱はないけど、咳がひどくて体力消耗するので、明日のトゥーランドット立見はキャンセル。見飽きたプロダクションだし聴きたい歌手も出ないので特に残念ではないですが、明後日のバレエには行けますように。 

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昨夜はサウスバンクのQueen Elizabeth Hallのピアノリサイタルにトーチャンと行きました。

 

 

今25歳のアレクサンドル・カントロフは22歳で2019年チャイコフスキー国際コンクールフランスのピアニストとして初めて優勝した人で、生で聴くのは初めて。

 

 

Alexandre Kantorow pianist

 

Johannes Brahms
Piano Sonata No.1 in C, Op.1 28’
Interval
Franz Schubert
Der Wanderer arr. Liszt for piano, S.558 No.11 6’
Der Müller und der Bach arr. Liszt for piano, S.565 No.2 6’
Frühlingsglaube arr. Liszt for piano, S.558 No.7 3’
Die Stadt arr. Liszt for piano, S.560 No.1 3’
Am Meer arr. Liszt for piano, S.560 No.4 4’
Fantasy in C, D.760 (Wandererfantasie)

 

小柄で細くて頭のてっぺんが円形に剥げ始めてて割と貧相なルックスでしたが、好みが分かれる音色と演奏でしょうが、私は気に入りました。長い指のスピーディに奏でる華麗で凄いテクニック。リストの編曲は大好きで、シューベルトを編曲したのを聴いたのは初めてですが、素晴らしかったです。

ただ、一つ凄く嫌だったのは演奏中にもれる彼の声。後ろの人には聞えないでしょうが、前から2列目の私にはよく聞こえたのが耳障りで仕方なかったです。まあ段々慣れて最後の方はさほど気にならなくったのは言え、これさえなかったらどんなに素晴らしかったことでしょう。惜しい・・。おそらく満席で沢山の人がスタンディング・オベーションして、盛り上がったコンサートでした。

 

 

 

次のピアノリサイタルは15日、バービカンのキーシンですが、地下鉄ストライキと重なってしまって、果たして行けるかどうか・・。これがなかったらもっと早くに日本に行って、桜が咲き始めるところから見たかったのに。スト解除は望めないけど、なんとかバスと旧国鉄で行けますように。