<1st Jan Fri>


鏡餅明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


昨日午後のブログで、「鼻水と咳がまだ収まらないので、花火見物はギブアップカゼ」、と書いたのですが、夜になったら元気が出たのでDASH!、結局トーチャンとロンドンに向かいました。



9月に買ったロンドン新年カウントダウン花火の切符は10ポンドですが、私たちが選んだウエストミンスター・ブリッジのエリアは「8時から10時半までに到着すべし」ということだったので、余裕をみて9時に出発。


パリやブリュッセルでニューイヤー・イベントが中止になったほどの物騒なご時勢を反映して、警官の数は倍増。でも、有料エリアに入るセキュリティ・チェックは厳しくても、駅からそこまでの道は人がたくさんいるのに(警官はあちこちにはいても)ノーマークですから、そこで自爆テロが起こったらお手上げですドクロ


打ち上げ花火花火の様子はBBCのサイトでご覧下さいですが(→こちら )、テレビの方が全体の様子がわかるし充分迫力あるし、これをわざわざ現地まで出向く価値があるかどうかと聞かれたら、うーん、そうですね、たしかに生だとドドーンという音と震動が感じられるのは感動的ですが、僅か11分のために時間を掛けて寒い思いをして行かなくてもいいような気もします。


まあ、どんなものだか一度は経験してみたかったし、幸い雨も降らず風もなくマイルドで理想的な花火日和だったので、今年行けてよかったです。


ウエストミンスター駅は閉鎖だったので、ウォータールー駅に行ったのですが、ここからは迂回もなく簡単にウエストミンスター・ブリッジに到着。駅を出たすぐのロンドンアイを裏から見る場所にすでに人がたくさんいて、ここから無料で花火を見ようという魂胆のようですが、これが一番良いアイデアかも。ロンドンアイの上半分しか見えませんが、上に上がる花火はまじかに見られるし、帰りもすぐ駅に行けそうだから、来年はここにを狙うかも。仮設トイレもありました。


   

セキュリティ・チェック後にこんな沢山の警官は不要でしょうから、他の所でパトロールして欲しいです。 

寒がりの私はいっぱい着込み過ぎて、ちょっと歩くと暑いくらい。





ロンドンアイとビッグベンの間あたりから観ることにしましょうかね。ロンドンアイはずっと色変えたりして、待ってる人に大サービス。 2時間近くあるんですが、スピーカーからDJ付きでポップソングが大音響で流れ、踊ってる人もたくさんいました音譜




砂時計音楽聞きながらであっても、やはり待つのは忍耐が必要で、寒い日や風の日はさぞかし辛いに違いない。

で、うんざりするほど長い間待った後、やっと12時になりました。



カメラ私のカメラを二つ持参しましたが、私が撮るとこんな風に前の人が邪魔だし、写真はトーチャンの任せて、私は見物に専念させてもらおう。

やっぱり近くで観る&感じる花火は格別で、観てる間は「やっぱり来て良かった」と思いましたチョキ







トーチャンが撮るとテムズ河も入りますが、私には見えません。こういう時、損ですよね、小さいと。

最前列に陣取れば凄く良い眺めでしょうが、余程早く着かないとね。




ガーン帰りがね、やっぱり大変でした。


案の定、あちこちバリケードが張られて交通規制がされ、警官の指示で大きく迂回させられて、Old Vicの方まで歩かされ、もちろん凄い人出なので、普通なら5分で行けるところ、ウォータールー駅に着くのに45分掛かりました。不必要に規制し過ぎでは?パンチ!


一番腹が立ったのは、途中で旧国鉄方面と地下鉄方面で分かれ、その時はどちらが混んでるか見えなかったのですが、私たちが入った地下鉄列はギュウギュウ。旧国鉄列はガラガラですいすい進んでたんですが、駅の入り口にやっと着いたら、これが同じ所・・・叫び。 これで15分は無駄にしたぞプンプン



地下鉄は頻繁に走ってたので、午前1時40分には帰宅しましたが、結局5時間足らず掛かったことになり、寒い日だったら嫌でしょうね。そうじゃなくても、来年はお酒でも飲みながらテレビで観ればいいかな。


爆弾テロの危険に晒されてるからこそ、屈することなく実行しなくてはいけなかった今年のロンドンのカウントダウン、平和を願う一体感も感じられて、素晴らしい年明けになりました。



体調悪いまま年越ししたら暗い気持ちだったでしょうが、直前に回復して大好きな花火が観られて本当にラッキーで、結婚35周年の良い記念にもなったし、今年も頑張ろうという気になりましたアップ



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