<10月13日(木)>
仕事が一段落して楽になったので、今週はこれまで毎日ジム通い。ランチタイムなのであまりにも慌しいのですが、夜は毎晩出掛けてたし、それしか時間が取れなくて。でも、少しだけでも全く運動しないよりはうんとましでしょうから、妥協の細切れエクササイズで頑張ることにします![]()
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ROHのバレエにまで行き出すとスケジュール的に無茶しんどくなるので避けてきたのですが、ちょっと前にROHのを会員をサポートフレンズ・レベルにグレードアップしたら、少しはバレエにも行かなくちゃ勿体ないじゃないの、という貧乏性が露に出てしまい、ちょこちょこ行く羽目になってます。特にたくさんのダンサーが一度に見られてお得なトリプル・ビルというのに惹かれるので、先週2つ行きました。
まずは、10月5日のJewelsの最終日に行きました。ストーリーはなくて宝石のイメージを音楽と踊りで表現するGeorge Balanchine振付のこのバレエ、2009年6月に観た事があるのですが(→こちら
)、その時は諸事情で73ポンドのオーケストラ・ストールだったのが、今回はストールサークル3列目で9ポンド
。かなりの見切れ席なので半分以下しか見えないけど、それでもダンサーの表情まで見える近さは魅力。こんなことでは、嗚呼、一流の芸をこんなお値段で観られる特権を放棄することなんて果たしてできるのでしょうか? 実際、今月は4回分も切符が買ってあるし・・・![]()
三部構成で、音楽は、エメラルド(Gabriel Fauré)、ルビー(Igor Stravinsky)、ダイヤモンド(Pyotr Il'yich Tchaikovsky)。指揮は Valeriy Ovsyanikov。
Emeralds Tamara Rojo/Ryoichi Hirano/Leanne Benjamin/Nehemiah Kish
タマラ・ロッホはいつも通り美しくて上手だし、代役に抜擢された平野亮一さんは単なるかつぎ役とはいえ、かつぐのはスター・ダンサーのタマラだから主役級の晴れ姿なんだけど、優雅なだけでエネルギッシュな動きのない振付。この中では一番退屈で、他もこんなだったら辛いな~、と思ってしまう幕開けです。
Zenaida Yanowsky/Sarah Lamb/Steven McRae
モダンで体操みたいなユニークな振付とストランビンスキーのにぎやかで楽しい音楽で、短いけどこれが一番楽しいわ、やっぱり。
キビキビとフレッシュでシャープなステーブ・マックレーが抜群で、ジャンプ力は先回のカルロス・アコスタに劣るかもしれないけど、今夜私が一番気に入ったのは彼。
相手役なしの一人踊りで、大柄なので足をしゃぱっと上げるだけで迫力があり、こういうモダンなのは映えるザナイダ・ヤノウスキー。ちょっと前に観た彼女の白鳥の湖はひどかったですけどね。だって、ごつい男みたいな容姿だけがオデットに向いてないだけじゃなくて、一番の見せ場である黒鳥の32回転ななんて「私、できないも~ん」、と最初からやろうともせずいい加減に数回回転しただけでしたよ。いくら産休明けだったとは言え、あれがあれほど明らかにできない人に白鳥なんて躍らせていいのでしょうか? 我らがキーンリーサイドの奥様だから応援したいんですけどね。
サラ・ラムはコンパクトな美人で、サイズ的にもザナイダと違い相手役には困らないし、全てにおいて安全株。強烈な個性がないので、彼女が主演の長いバレエを特に観たいとは思わないけど。
Diamonds
Alina Cojocaru/Rupert Pennefather
フィナーレは華やかにチャイコフスキーのゴージャスな王道音楽に合わせて大人数で華麗に。白鳥の湖の見せ場のようなシーンばかりで、くるくるぴょんぴょん見応えたっぷりでバレエ素人の私向け。
ROHのお姫様アリーナ・コジョカルは、完璧なテクニックと可憐な容姿と出番の多さでこの夜のヒロイン。一昨年同じバレエで観たときは怪我から回復したばかりで精彩なかったけど、今回はあでやかな笑顔も貫禄たっぷりの大スターぶり。私の舞台横の席からは相手役のルパート・ペンファーザーに踊りながら指示するのも見えました。
印象派が控え目なので目立たないペンファーザーだけど、私好みのハンサムだし私は前から目を付けてましたよ。コジョカルとは素敵な美男美女カップル
なので、コジョカルの婚約者コボルグを差し置いてもっと一緒に踊って欲しいです。







