<9月23日(金)>
昨日で5連チャンは終わり、今日は久し振りに早く帰宅。明日はまたオペラ観に行くんですが(ファウスト2回目)、ムスメが独立して淋しがってるトーチャンを月曜に続き又連れてってあげます。優しい妻だなあ、私は。私ばっかり遊び歩いてちゃ申し訳ないですもんね、さすがに。オペラの前にショッピングでもして、トーチャンに服でも買ってあげよう。 いつもおさんどんしてくれてる御礼。
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最近、友人から帯を2本プレゼントして頂きました。里帰りの際に実家のお母様と叔母様がそれぞれお使いになった帯を下さったのですが、わざわざ日本から持って来て下さったことに感謝するためにも、なるべく早くそれでお出掛けした姿をご覧にいれなくては、ということで、火曜日と水曜日に連チャンで両方の帯を使いました。
まずは9月20日のWigmore Hall。鮮やかなグリーンの博多帯ですが、、横柄に織ってあるのが珍しいでしょ。
帯が主役ですから、着物は紺色の無地でさっぱり洋服感覚にし、柄のうちの一色と同じオレンジ色の縮緬の帯揚げをアクセントにしてグリーンをより引き立てて、帯揚げはベージュでおとなしく、渋いWigmore Hallの雰囲気にも合う地味さにもしたつもり。
当日券を買いに来てたROH若手アーチストの中国人バリトンZhengZhong Zhou君夫妻を見つけたので、声掛けてツーショット。彼はファウストでホロ(ディミトリ・ホロストフスキー)が出ない日に代わりに歌うことになっていて、それはもちろん今までで一番の大役ですから、「大丈夫かな~、まだちょっと無理じゃないのかな~
」、と実はかなり心配なんですが、怖いもの見たさ可愛い彼の晴れ姿を見ようと切符を買っておいたつもりだったのに、彼と話してたらなんとその日は彼じゃなくてホロが出ることがわかり、「応援に行くから頑張ってね」と言った手前引っ込みがつかなくなって焦りましたわ・・・。
おかしいなあ、たしかその日はZhengZhong君が出る筈だったのに。ホロがその日も出るからって言い出したのかしら、それとも私が慌ててて間違えたのかしら? いずれにしても、凄くがっかり
。 こうなったら、ホロが病気で倒れるように祈るわ(←いつものことかも
・・・。って、冗談、冗談)。
ドイツ人バリトンのChristian Gerhaherがシューベルトの歌曲美しき水車小屋の娘Die schöne Müllerinを休憩なしで、何箇所で語りも入れて(これは初めて聴くスタイルだ)一気に歌ってくれたのですが、年末年始にROHのタンホイザーの友人ヴォルフラム役で褒めちぎられたゲルハーヘル、期待通りに再びソフトで温かい美声を聴かせてくれて、うっとり聞惚れました
。バリトンにしとくには勿体ないような繊細な声だから、ちょっと頑張って高い音が出るようにしてテノールに転向してくれたらいいのにぃ。
水車小屋の娘はボストリッジ博士バージョンが頭にこびりついてるので、最初はちょっと違和感あったけど、声質的にボストリッジ博士よりメリハリのある歌唱で、ネイティブなドイツ語の語りの演技もさすが。プログラム買わなかったので、語りはなんだったのか不明だけど、あの声だからドイツ語もなんて美しいのっ!
この後、一日おきに冬の旅Winterreiseと白鳥の歌Schwanengesangも歌うのですが(私は22日の冬の旅にも行きました)、切符はずっと前から売り切れてて人気の程が伺えるし、Wigmore Hallには期待に満ちた只ならぬ雰囲気が漂ってました。
ピアノ伴奏はGerold Huber
コンサート終了後はすぐ後ろのグリーンルームに行って写真を撮らせもらおっと。
10年前までWigmore Hallを長年仕切った前任支配人のWilliam Lyne氏もいらしてました(暖炉の上に肖像画がある)。
で、ゲルハーヘルと一緒にさあ写真を撮ろうとポーズ取った時に、なんとバーナード・ハイティンク御大が部屋に入ってらしたので
、ゲルハーヘルは私そちらに飛んで行ってしまい(当然だ)、写真は撮りそびれてしまいました。
でも、いいの。代わりにハイティンク先生に図々しくツーショットお願いしたら快く応じて下さったので大満足
。その場の雰囲気さえ変ってしまう大指揮者の存在感は凄くて、震えてしまいました、私。
ということで、ゲルハーヘルの美声を二晩とも最前列で堪能できて、幸先よいコンサート通いのシーズン幕開けとなりました![]()






