<10月9日(土)>
ちょっと遅れましたが、中日ドラゴンズリーグ優勝 私の故郷地元チームだでね。でも、土曜日は東海地方は大雨だったのね。鈴鹿サーキットのF1を観ようと思ったのに、中止になってまった。
さ、9月中旬のウィーン旅行は今週末で片を付けましょう。観光その1はウィーン市街編。
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写真はクリックで拡大します<9月17日(金)>
昼過ぎにウィーンに到着し、ホテル近くのナッシュマルクトで昼食兼夕食を3人で食べてから夜のオペラまで少し時間があったので、歩いて数分の中心部に向かい、オペラ鑑賞でウィーンにはしょっちゅういらしてるdognorahさんに案内して頂いて、3人で散策しました。
オペラ座やシュテファン寺院、華やかなケルントナー通りなど、25年前とほとんど変らない印象で(お店以外は変り様がないですが)、懐かしさいっぱい。
ロンドンやパリと違い、ウィーンは観光客にとっては見所が集中してて便利だし、洒落たお店が並ぶ広い歩行者道路もあり、建物も統一が取れて、ヨーロッパの大都市の中でも優雅な美しさでは一番でしょう。
特に、手作りの美味しいケーキを食べながらゆったりできる素敵なカフェがあるのが良いわ、と特に甘いものが好きというわけでもない私ですら思いました
わーい、国立歌劇場だ! 何度も言うけど、立派だよね~
シュテファン寺院は25年前にてっぺんまで上ったので、今回は外から見るだけ。工事中で騙し絵が。
↑ザッハーホテル。残念ながらゆっくりザッハートルテを頂く時間は無し。お金も・・。
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<9月18日(土)>
昨夜アン・デア・ウィーンにご一緒したdognorahさんは早々にロンドンにお帰りになり、今日はレイネさんとも別行動で、私一人のウィーン散策。ほとんど下調べしてなくて、おまけに高度の方向音痴・・・、不安だから、乗り物は避けて、歩くだけにしとこ。
まずは、ホテルのすぐ近くの分離派会館Sessesionにレイネさんと。
1898年完成の分離派の活動拠点は、青空に映えて、黄金の屋根が輝いて綺麗。だけど、ここは外から眺めるだけにしといた方がいいかも。入場料を払って中に入ったものの、内装は全く変哲もなく平凡で、展示物もお粗末さ。クリムトのベートーベンのフリースが売り物だけど、未完成だし壁の上の方にあるのでよく見えない。開館時間になってもオープンしないので、待ってた時間が勿体無かったわ
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ここからは一人。まず、2001年オープンのミュージアム・クォーターへ。世紀末から近現代のアートの美術館、博物館が10以上集まった複合芸術センター。全部回る時間はないので、ウィーンに詳しい方のお勧めに従い、最大のみどころであるレオポルト・ミュージアムLeopold Museumだけ。
レオポルド・ミュージアムからの眺め レオポルト・ミュージアム
広々と明るい館内は、エゴン・シーレEgon Schiele(1890-1918)のコレクションが充実してて、良い雰囲気でした。
典型的なエゴン・シーレ 珍しいクリムト。やっぱり基本的技術でも天才
臨時展のOtto Muehlは駆け足で。
広い会場はガラ~ン。
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→ 1525年完成のスイス門
世紀末の退廃ムードの後は、博物館を通り抜けて、重厚できらびやかなハプスブルグ家の繁栄を味わう王宮に行ってみましょう。
あれこれあるホーフブルグ(王宮)のうち、私が入ったのは、旧宮廷で、銀食器等の膨大なコレクション展示と、皇帝の部屋もありますが、人気は2004年オープンのシシー・ミュージアム。
イギリスでは全く無名だけど日本ではミュージカルなどで有名らしい皇妃エリーザベトの生涯と住居や遺品を、日本語のオーディオガイドで説明を聞きながらしっかり見学しました。面白い箇所は写真禁止でしたが。
↑ 伊万里コレクションの一部
束縛を嫌い、自由を求めた美貌のオーストリア皇后は教養もあるひとかどの人物で魅力的なのですが、特権だけを享受して贅沢に暮らし、公務を放棄するこういう人は責められて然るべきですよね
古今東西の王室皇室には結構いますが(夫君を亡くしたヴィクトリア女王だって長い間引き篭もってたし)、エリーザベトも生存中は評判悪かったのも当然です。ショッキングな暗殺の犠牲者になって一躍ヒロインになれたのはラッキーなことでしたが、そんな悪妻を庇い通したフランツ・ヨーゼフ1世の偉大さに感動したこの日の宮廷見学でした。
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シシー・ミュージアムで結構時間を食ってしまったので、もうあまり時間がないわ。
美術館アルベルティーナでデューラーの絵画とか見たかったけど、肝心な展示場が閉鎖だったのでがっかり。でも、銅像の立ってるテラスからのオペラハウスの眺めが抜群だったのはめっけもん。
アルベルティーナ 騎馬像の向こうがザッハーホテルと国立歌劇場
お馴染みの王宮庭園のモーツァルト像を見て、ベートーベン・ホテルに帰りましょう。夜は国立歌劇場に着物でバレエに行くので着付けの時間も要るしね。
というわけで、みどころのたくさんあるウィーンの街のほんのちょっとしか見られませんでしたが、またオペラを観に来るでしょうから、楽しみは取っておきましょう。
この翌日は郊外へ行きます。
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