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オペラ目的のウィーン滞在で9月17日(金)と18日(土)と2泊したのは、ベートーベン・ホテル(→こちら )。
↑ 上の写真の左がアン・デア・ウィーン劇場、その奥のクレーンの下にあるのがホテルです。
今はベストウエスタン・ホテルのチェーンですが、なかなか由緒のありそうなこじんまりとして雰囲気の良いホテルです。
そして、王宮や国立歌劇場のある観光中心地まで歩いてすぐという好ロケーションもさることながら、今回は2つの点でとても恵まれて、二重丸の滞在となりました。
まず、
すぐ隣がアン・デア・ウィーン劇場のなのですぐ行けて便利という当たり前のことはさて置いて、私たちの108号室が面してる狭い通りの向こうにある劇場は窓がたくさんあり、そこは化粧室やレッスン場であるらしく、歌手の発声練習が聞こえてきたんです
そういうことがあり得るのはブログ仲間から聞いていたので、レイネさんと5時過ぎから部屋で着物に着替える時に期待して窓を開けたら、間もなく、おお、本当に聞こえてきました
窓だらけなのでどの部屋から漏れてくるのかは定かではないものの、あの低い女声は紛れもなくメゾ・ソプラノのマレーナ・エルンマン
マレーナ様の熱狂的ファンのレイネさんの号令で、彼女が出るからこそのセメレを観にきたわけだし、オペラハウスに着物で行けるとワクワクして着付けながら、外から聞こえてくるマレーナ様の発声練習がかなり長い聞けるなんて、オペラと着物が大好きな私たちにとっては最高に贅沢な時間でした
ロビー(パソコンもあり) 朝食ルーム(卵やハム、ベーコンも料理してくれます)
部屋は狭いし、どうってことないですが、
中二階にあるお茶スペースが、落ち着けてとても良かったです。いつでも自分でお茶入れることができて、もちろん無料。
肖像画も飾ってあるべとべん先生を身近に感じながら頂くお茶は格別。なんせ彼は隣の劇場に住んでたこともあるんですから。
クラシックな雰囲気でロケーションも良くて、スタッフの対応も感じよく(空港へのタクシーを夕方頼んだのに、間違えて早朝にしてしまったアホな若いニーチャンもいたけど)、総合点は高いこのホテルに、半額で泊まれたことがもう一つの利点です。
随分前から予約したのですが、運よく半額キャンペーン中で、2泊で一人126ユーロはお得感あるでしょ。今回は飛行機に220ポンドも使ったので、ホテルで倹約できて助かりました
すぐ近くにはナッシュマルクトNaschmarktという食材市場があり、カジュアルなカフェや居酒屋も立ち並んで、お天気の良い日は外で食べると気分良いでしょう。
私たちは、オペラの前に着物に着替えなきゃいけないので、その前にここのセルフサービスレストランでしっかり腹ごしらえしました。
左の写真で大きなボトルが並んでる店はビネガー屋さん。カジュアルな飲み屋さんで、まるで葡萄シュースのような濁りワインも立ち飲みしました。
すでに2週間も経ってしまったウィーン旅行ですが、あとオペラ編、出待ち編、オペラハウス以外の観光編と続きます。
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